2017年4月7日金曜日

【陰隲録】功過格表㊸ 五十善 保険という伝統の有る計画倒産ビジネス 仕事を世話しよう④




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はじめに(ご挨拶とこのブログの目次・地図)

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その事例が、他の閲覧者様の、新しい積善改過の参考となり、
そしてそれが、さらに陰徳になるという、好循環のスパイラルです。

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功格五十条(善行のプラス50項目)
・善行の結果として、お礼の金や物品を受けた物を除く

五十善に相当する

一人の流離を救免す。




【忖度】


そもそも、失業と言うのは、本人にとって予期せぬ事態が大半です。

理由があって自主退職というのではなく、会社からこちらの非が無いのにリストラ、という悲劇は、資本主義の昔からのイベントです。

好景気の頃ならば、いくらでも職はありますが、不景気の頃は、転職先がありません。
しかも、不景気だからこそ、リストラという緊急手段があるのですから、悪循環です。

さらに、給与を貰う労働者は、同時に市場の顧客でもある消費者です。
リストラになり、給与が無い労働者は、市場の商品を購入する消費者になりえません、

そのため、さらに市場が縮小し、商品が売れなくなり、ますます景気が悪化する・・・。
これが、資本主義における恐慌の法則です。

このループを飽きもせず、繰り返しているのが、人類と言う、度し難い生き物です。

やがてインフラを破壊して、資本主義をリスタートする、ガラガラポン(戦争)を引き起こします。
ところが、今の時代、大量破壊兵器の開発も相まって、中々、一心不乱の大戦争が出来ません。

そのため、グダグダと、不景気が続いていきます。

もちろん、解決策はあり、単純に、上の階層の金を下に還流すればいいだけなのですが、どの政治システムであろうと、政治は金持ちや貴族が牛耳るというのは歴史の鉄則です。

民主主義というシステムも、例外ではありません。
選挙は金が多い方が勝つというのは、今更小学生でも知っている悲しい現実ですです。

ましてや、日本と言うアメリカの属国は、宗主国たるアメリカの配下ですので、アメリカよりも経済を上にすることは出来ません。

忖度して、アメリカの下になるように一生懸命、この国の為政者も官僚も、努力します。

これを馬鹿にする左翼がいますが、歴史を知らない者の無知な発言です。

下手に調子に乗って、アメリカよりも景気を良くしたり格差を無くしてしまえば、ご主人様の失敗をあげつらうようなものです。
また、戦争を吹っかけられたり、震災を引き起こされたりしたら、どうすると言うのでしょうか?

経済包囲網にブチ切れて、国を滅ぼした大日本帝国の教訓を忘れてはいけません。


目立たないように、隠忍自重しないといけません。
借りてきた猫のように、大人しくしなければいけません。


まあ、要するに、日本政府に期待するだけ無駄なのです。
そのため、個人レベルで対策するしかありません。

公的な扶助や福祉がガンガン削られていく昨今、公共サービスが減るにも関わらず、金持ちからは税金を取らず、中層から下層には増税をしかける。

もう、これ以上ないほどのわかりやすい悪政なのですが、しかしとは言っても、よくよく考えてみると、餓死者が散乱するような時代よりはマシです。

社会にテロ行為をするのも、それはそれで本人の自由なのですが、その前にやるべきことがあります。
個人レベルの対策を実行してから、テロの道を選択してみましょう。



【保険】


さて、個人レベルの対策と言っても、リストラを防ぐ策は、そうそう策がいくつもあるわけではありません。

単純に、リストラは、本人の能力や社内権力闘争などの結果です。
要するに、有能ならばリストラはされないのですが、そんなことは今更な話です。

有能でないからこそ、みんなリストラされて困っているのです。

自営の道も、脱サラ組が、成功できる可能性も相当低いのです。
脱サラが成功出来る要素は、当然、有能なことですが、そもそも有能だったらリストラの対象にはなりません。

簡単に起業しろだの言う、強者の発言には、このような矛盾が存在します。

有能な人間はリストラもされないし、自営に脱サラしても成功してしまう。
無能な人間はリストラもされるし、自営に脱サラしても失敗してしまう。
このような悲しい現実があるのです。

転ばぬ先の杖として、失業保険もありますが、公的な物だけで、民間の失業保険はありません。

まあ、この資本主義の世界で、存在していないということは、要するに儲からないということです。
健康保険や死亡保険に比べてペイしないのでしょう。

元々、保険と言うのは計画倒産を基本とした、詐欺システムです。
集められるだけ保険金を集めて、巨額の保険金の事故が起きる前に、金は別口に移動させて、計画倒産。
これが、資本主義初期からの保険という詐欺システムです。
人類は何度もこの詐欺システムに引っかかっています。

しかし、その詐欺システムですらビジネスにしないのが失業保険です。
まあ、普通に儲からないのでしょう。

※実は、ペイするのに何か別の理由で成立しない理由でしたら、ご教示下さい。

結局、どうやったら有能な人間になれるのか?
という、話になります。

これも、開運の話に繋がるので、一応、このブログのカテゴリです。
ただ、仕事の心構えやマナーや社内権力闘争やらコネやらライフハックや自己啓発などは、世間に情報が満ちています。

本屋に行けば、いくらでも置いてあるので、今更、追加する必要はないのです。
このブログとしては、そうした、レイヤの話よりも、上位の、根本的な対策を提示します。

長くなったので次回に続きます。







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