2018年7月29日日曜日

【弁仏論】因果応報論の一大ネックである差別肯定思想について 反論②業の窃盗自由 その⑧











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その事例が、他の閲覧者様の、新しい積善改過の参考となり、
そしてそれが、さらに陰徳になるという、好循環のスパイラルです。






前回のまとめ



因果応報という、バリバリの差別思想を、無理やり擁護するための弁仏論を張る豊河。



とりあえず、



①業の不可知性
②業の窃盗自由
③業の空性
④業の無効論



の、4つの反論を「無理くり」捻り出す豊河。
※詭弁レベルで無理やりやってます。


2つ目の、

②業の窃盗自由

前回まで、いかにカースト制度のインド人を助けるのを合理化するか、無理やり詭弁を吐いている豊河ですが、

ちょろっと、重要なテーマがありましたので、これを話しましょう。







インド人は、基本、

徳分が減るから、俺を助けるんじゃねえ!
今、俺がカーストで苦しんでいるからこそ、悪業が減っているんだ!

という理屈をインド人は宣おうています。

これは、我々、先進国の日本人から見ると、変な理屈ですが、因果応報を極めると、別におかしい理屈ではありません。

苦で、悪因悪果を削減させ、人からの救済を拒否することで、福分を貯めることが出来るのです。


因果応報とは、突き詰めると、こういうろくでもないインド人のカースト制度になってしまいます。

ここらへんは、前々から、因果応報は差別を生むという話で、何回か話題にしています。

というよりも、今のこのテーマが、

【弁仏論】因果応報論の一大ネックである差別肯定思想について

なのですが、豊河もダラダラ話していて、そもそも論を、忘れていますが。


しかし、これは、さらにひっくり返すと、別の観点が出てきます。

・自分の福分を減らすことで、相手から助けられて、相手の福分・陰徳を増やしてやるということでもあり、

・自分の悪業を増加する(相手を攻撃する》ことで、相手の悪業カルマを削減してやることが出来る。

ということでもあります。

単純に、人を助けて善業をして、陰徳アップ!というのとは、また違うレベルの話になってきています。

で、前者は、ともかく、後者は結構なヤバさが垣間見えているのは、お気づきかと思います。

で、ここは、因果理論のさらなる上級の話なのです。

ぶっちゃけ、豊河も、ここらへんは、カースト制度よりも、ヤバイ考えなので、あんまり触れたくないというか、
たぶん、天機(天界の機密事項)に触れるような気がしてなりません。


でも、書いてしまうのですが(蛮勇)。


次回に続く!


2018年7月22日日曜日

【弁仏論】因果応報論の一大ネックである差別肯定思想について 反論②業の窃盗自由 その⑦











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その事例が、他の閲覧者様の、新しい積善改過の参考となり、
そしてそれが、さらに陰徳になるという、好循環のスパイラルです。






前回のまとめ



因果応報という、バリバリの差別思想を、無理やり擁護するための弁仏論を張る豊河。



とりあえず、



①業の不可知性
②業の窃盗自由
③業の空性
④業の無効論



の、4つの反論を「無理くり」捻り出す豊河。
※詭弁レベルで無理やりやってます。


2つ目の、

②業の窃盗自由

前回、こっちはお前に借金している状態なんだから、助けろよ!
お前を助けさせろ!
人助けしろよ!

という、無茶なロジックでインド人を納得しようとしました。

今回も、このロジックを、別方面から、もうちょっと突っ込んで見ましょう。




そもそも、無意識は全部、繋がっているから結局、我々は一つの大きな同じ生物である。という意見。

ここらへんは、みんなみんなともだちなんだ、この美しい宇宙船地球号という話で、よく言われます。

みんな一つの生命だったならば、善業をためらう必要はありません。全部自分なんですから。

つまり、業を盗まれただの、盗んだの意味が無いのです。
タイムラグがあるだけで、業は全部、自分に返ってきます。
他人の善業だろうが関係ありません。

仏教の慈悲は慈悲喜捨という4つのセグメントがあります。
三番目の喜は、他人が喜ぶのを自分のように喜ぶことです。

他人が善業をしたのを喜ぶという気持ちが大事ではないでしょうか?

要するに、
インド人の福分を盗んで助けてしまっても、それは、インド人が損するわけでも、助けた我々が得するわけでもありません。

全体では、同じことなのです。

般若心経にあるように、不増不減、不生不滅なのです。
減りもしないし、増えもしないのです。

全体としては、大して変わらないのです。





さて、因果応報では、与えた者は与えられます。
逆もまた然りです。

だとすると、インド人側にとっては、助けられはしましたが、
相手(つまり助けた我々)に、
「福分の陰徳を稼がせてやったという陰徳」は、
確実に存在しているはずです(たぶん)。

よく、東南アジアの上座部仏教の坊主が、布施されても、頭を下げないのですが、
理由は、
「尊い僧侶の俺様に布施することによって、お前は功徳が膨大である。ありがたく思え」
という、傲慢思考です。

それと同じですね。

さらに言えば、
インド人を助けることによって、彼の福分は減って、こっちの陰徳の福分は増えます。
これを以て、インド人は文句を言うのですが、しかし、同時にこれは、こちらにとって、別の善業でもあります。

インド人を縛っていたカースト制度側の悪業を止めるという善業です。

カースト制度は実際に誰がという個別的な悪の対象は無いのですが、少なくとも、現行で、救済対象のインド人を虐めていた上カーストの悪業を止められます。

これによって、加害者の悪業のカルマの増大を止められるのです。

ほっといたら、下位カーストへの悪業によって、マイナスカルマを積んでいた行為を止められるのです。

これが、善業でなくて何なのでしょうか?

別に、カースト制度じゃなくても、何だって同じです。
因果応報理論を知っている小賢しい相手が、
「助けるんじゃねえ!俺の福分が減るだろうが!」
と言っても、気にしてはいけません。



つまり、助けることは、彼の本来、苦で浄化されるべきカルマを邪魔しているかもしれませんが、加害者側のカルマを止めたことで、善業を積んだのです。

兵法の孫子でも、一番の兵法は事前に勝利することだとしています。
未だ、発せざる悪業を止めるということが、一番なのです。


このように、救済対象のインド人の犠牲はあれど、加害者側のインド人を助けてしまうことになるので、遠慮なく、他人を助けて、陰徳を積んで良いのです。

だんだん、屁理屈っぽくなってきましたが、無理やり、因果応報を合理化しようとする豊河の苦労を察して下さい。





2018年7月11日水曜日

【弁仏論】因果応報論の一大ネックである差別肯定思想について 反論②業の窃盗自由 その⑥











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前回のまとめ



因果応報という、バリバリの差別思想を、無理やり擁護するための弁仏論を張る豊河。



とりあえず、



①業の不可知性
②業の窃盗自由
③業の空性
④業の無効論



の、4つの反論を「無理くり」捻り出す豊河。
※詭弁レベルで無理やりやってます。


2つ目の、

②業の窃盗自由

前回までは、運命だからあきらめろと、カーストで業を浄化したいインド人を助けるという嫌がらせを合理化してきました。

今日も、インド人への嫌がらせの続きです。



業という借金




前回、どうせ、お前の自業自得のカルマなんだから、俺に大人しく助けられろ!
ついでに徳分カルマを取られても気にすんな!

という、無茶なロジックで、インド人を納得しようとしました。

今回は、このロジックを、別方面から、もうちょっと突っ込んで見ましょう。


前回も、結局、お前を助けるのは、お前の前世の業だ!(だから俺は悪くない)というロジックでしたが、

さらに、言えば、こちらから見ると、何でこっちがインド人を助けているのかと言うと、当然、業があるからです。

ややこしい話ですが、助けなきゃいけないという、業に引っ張られているわけです。

そもそも、別によくよく考え見れば、インド人なんて土人を助ける筋合いは無いのですが、あいにくと陰徳稼業は、仕事を選べません。

めんどくさいけど、助けなくてはいけないのです。

さて、その助けなきゃいけない業ですが、当然、業には原因があります。

というか、何にでも原因があるのですが、ちなみに、これを因果応報と言います。
要するに、過去に自分が何かをしたから、インド人なんてうるさい連中を助けなきゃいけない羽目になっているわけです。

じゃあ、その業は一体、何なのか?

単純に考えれば、過去にこちらが、インド人から、助けられたという業があるからです。

まあ、じゃあ、何でこちらが助けられたのか?というと、それは助けた業があるからという無限ループになってしまうのですが・・・。

そもそも、どちらかが助けられた時点で、業は相殺してはいおしまいになっていないのか?
例えば、助けたカルマがあるとして、助けられたらプラマイゼロで、インド人との業は消滅しないのか?

という、余計な横道の論理に入ってしまいそうになりますが、まあ、今は置いておきましょう。


で、助けられたというと、受け身的で、因果応報理論には微妙にそぐわないので、借りを作ったというような感じでしょうか?

つまり、こちらから向こうに借りを作ったのです。

例えば、お金を借りたとか、助けられたけど、恩を返さなかった。
こちらから、お願いして助けられたのにも関わらず、代金や恩を返していなかった。

これが、業の借金となっていた。
そのため、今、インド人に恩を返せる環境にあるため、無理やり、業の力により恩の業を返そうとしている。

こんなところでしょうか?



悔改めよインド人


で、それがどうしたかというと、

当たり前の話ですが、こちらの借りを返したという業の応報になるわけです。

これは、逆を言えば、つまり、

「インド人がこちらに借りを返させるという善業」を積んだということになります。

当たり前の話ですが、借金というのは、恐ろしいものです。

業に利子があるかどうかは、正直、ブラックボックスなのですが、あったらエライことになります。

インド人に借りた業は、早めに返さなくてはいけません。

すなわち、インド人に借りを返す(インド人をカーストから助ける)ということは、こちらの重大事項です。

それを邪魔するインド人こそ、悪なのです。

インド人は、自分勝手なことばかり考えてないで、陰徳を実施しなければいけないのです。

インド人よ・・・。
慈悲の心を持つのです。

自我に執着してはいけません。

自己犠牲の精神で、我々に助けられるのです。



つまり、結論から言うと、

「俺の福分の業を盗むなと、手前勝手なことを言うインド人」を助けて上げることが、
そのまま、慈善という愛を教えてあげることなのです。

インド人の戯言など、全く気にしてはいけません。

これこそが、菩薩行なのです。



と、言うことで次回に続きます。






2018年7月10日火曜日

【弁仏論】因果応報論の一大ネックである差別肯定思想について 反論②業の窃盗自由 その⑤











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そしてそれが、さらに陰徳になるという、好循環のスパイラルです。







前回のまとめ



因果応報という、バリバリの差別思想を、無理やり擁護するための弁仏論を張る豊河。



とりあえず、



①業の不可知性
②業の窃盗自由
③業の空性
④業の無効論



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2つ目の、

②業の窃盗自由

前回までは、業や無意識は他人と繋がっているというか、一体であるため、インド人を助けるという嫌がらせも合理化できます。



お前はすでに助けられている




前回以前から、業(無意識)は自他の区別が無いと書いています。

ここを、さらに突き詰めていくと、本題の「別に他人を助けてもいいじゃん」ということの補強になります。


そもそも、これ言っちゃうと、陰徳とかの開運的な意味が消失するのですが、
元々、人間には自由意志はありません。
全部、業によって、決定させられています。

貴方が道端で転んで怪我するのも、電車でスリにあうのも全部、業で過去からの因縁で決まっていたことなのです。

カースト制度大好きのインド人の、

「勝手に助けんなよ!苦で業の浄化してるのに邪魔すんな!お前に助けられたら俺の徳分カルマが減るだろうが!泥棒!」

という論理は実は虚妄なのです。

インド人が我々に助けられるのも、カルマなのです。
いくらインド人が嫌だと言っても、徳分を泥棒されるのは、カルマなのです。

これが、本当の、自業自得のカルマです。

つまり、インド人は我々に助けられて、徳分が我々に盗まれるのも、生まれる前から、初めから決まっていたのです。

遥かな無始無終の輪廻の中で、インド人が
悪行を為したカルマにより、我々に、徳分カルマを盗まれることで、悪業を浄化しているのです。

これも、運命です。
アッラーアクバルなのです。

大人しくしろ!無駄な抵抗はやめて、我々の救済を受けるのだ!

ということで、次回に続きます。






2018年7月5日木曜日

【豊河の美食倶楽部】 の弥七(東京都世田谷区池尻3-5-22 グレースマンション 1F)











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フレンチが連続続いたので、中華で口直し。

和中折衷(和食っぽい中華)の弥七でブッキング。


なお、新宿から移転したらしく、ググっても食べログが移転前と2つあるので、住所を間違えないようにしてください(笑



さて、新装のきれいな和食っぽい店内に入って、ビールを飲んでると、コース料理が来ました。
今回は一番安いコース(12000円)でした。




とうもろこしのスープ。要するにコーンスープ(笑





前菜っぽい三種。





これ、何だったか思い出せない・・・。
あ、思い出した。鮎(だったかな?)とアワビの一夜干しだ。




よだれ鳥。四川料理ですね。




野菜の煮物セット。




海老の老酒漬けと黄身のなんちゃら。







なんかの貝の磯辺焼き。





あれ?こっちが老酒海老だったかな?まあ、いいや・・・。

あと、ここらで、桃が入ったお椀代わりの料理が出たが、写真がとってないので、割愛。





野菜と貝の中華風のやつ。





鮎と茄子の四川風でサクサクした食感で良い。
調子にのって喰うと舌が麻痺した。



お口直しのジャスミンティーが来た。

で、締めのごはんと麻婆豆腐だったのだが、なぜか写真が取れていない。
一番安いコースだったのだが、品数が多いので、途中まで食べて麻婆豆腐とご飯は包んで貰って夜食に。




デザート三種。
杏仁豆腐とまんじゅうと抹茶アイス。

フレンチを食べ飽きた豊河にも満足する品数と量。
次は、上のコースにも挑戦したいですね。

和食っぽい中華ということで、そういう感じの料理が食べたい人にはオススメです。





2018年7月2日月曜日

【弁仏論】因果応報論の一大ネックである差別肯定思想について 反論②業の窃盗自由 その④











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前回のまとめ



因果応報という、バリバリの差別思想を、無理やり擁護するための弁仏論を張る豊河。



とりあえず、



①業の不可知性

②業の窃盗自由

③業の空性

④業の無効論



の、4つの反論を「無理くり」捻り出す豊河。
※詭弁レベルで無理やりやってます。





2つ目の、

②業の窃盗自由

が開始しています。



世界は一つ


前回で、めんどくさいことに、業は他人であるという、
内向的人間には、めんどくさい説が出ていました。

人間は一人で生きられないとか、人という字は、支え合って生きているとかのお説教の類ですが、ひきこもりの人にはまさに地獄です。

しかし、事実ですのでどうしようもありません。

囲碁も将棋も一人では出来ないのと同時に、業も一人では成立しません。

他人から害されたとしたら、他人を害したカルマがあるということなのです。

これは、このブログで散々、言っていた因果応報の理論ですが、これを、突き詰めれば、自分と他人の区別は無いという結論に達します。

どういうことかと言うと、他人を害したら自分が害されるということは、結局、自分自身を害しているのと同じだからです。
タイムラグがあるだけで、他人イコール自分という等式になります。

害の反対の利益についても同様です。
タイムラグがあるだけで、他人に利益を与えたら自分に利益が返ってくるので、結局、同じことなのです。

これは、自他の区別が業の世界では、無いということです。

よく、
「潜在意識では、自分や他人という概念が無い」
ので、
「呪いの言葉は、自分を害するのと同じ」
ということが、自己啓発的な成功法で、よく言われます。

恐らく、集合無意識の奥深くでは、自他の区別や民族や種や生命全体が、ごった煮のスープみたいにカオスに混じり合っているのでしょう。



さて、そんな感じで、他人と共有している我々ですが、
だから、それがどうしたという話になりるのです、
ここで、このテーマの、②業の窃盗自由の話に関わってきます。

インド人たちの、他人を助けるのは、本人のカルマの浄化のためにならない。
ましてや、カーストを否定することは、カルマの浄化を否定することであり、因果応報に反することである。
他人を助けることで、助けた側は陰徳を積めていいかもしれないが、助けられた側は、カルマをその分、浄化できなかった。
あまつさえ、助けられたことで、徳のストックが消えてしまった。
余計なお世話であり、徳分の強奪だ!

という土人的ロジックを、否定出来ます。

業の泥棒行為・窃盗は自由なのです。



さて、次回はさらにこのロジックを具体的に詰めてみましょう。