2017年8月13日日曜日

【陰隲録】功過格表129 いいひと 十善 いい人を紹介しよう⑥











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そしてそれが、さらに陰徳になるという、好循環のスパイラルです。

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功格五十条(善行のプラス50項目)

・善行の結果として、お礼の金や物品を受けた物を除く

十善に相当する行為
◯一有徳人を薦引す



実力不足



いい人を紹介するにあたり、定義として、いい人の定義を決める必要があります。

世の中には、いい人というのが複数存在するからです。

都合のいい人や、どうでもいい人、私の良い人と書いて良人(おっと)もあるからです。

世の中は、弱肉強食の世界ですので、倫理道徳と生存が、比例しないことがしばしばあります。

どんなにいい人を上につけても、能力が無ければ却って被害を拡大することが多いのです。

つまり、紹介するに値する有徳な人間とは、能力があることが必要条件となります。

力なき正義は無能なのです。



徳という能力



しかし、そうは言っても、(儒教では)徳の力は無限なのです。
徳は、あらゆる困難を解決するマジカルパワーです。

楚漢戦争の漢の高祖の劉邦は、知も力も無い、無能なチンピラでしたが、徳だけがあったので、周りから好かれ、人士が集まり、結果として皇帝にまで上り詰めました。

項羽も范増も、韓信も劉邦よりも遥かに優秀でしたが、結局、劉邦の前に敗れ去っています。

最悪、能力が無くても、人に好かれるというスキル(徳)があれば天下すら取れるという良い実例です。

日本でも戦国の世を平定したのは、信長でも家康でも無く、秀吉だったのがその証左です。

人たらしの天才だった秀吉が最終的に、戦国レースを制したのです。

※本当の最終的勝者は家康ではないか?という意見もありますが、秀吉が生きている間は、家康は敗者でしたので。

要するに、人間関係スキルという徳、もっと言えば、能力があるものが勝者になれます。


ツンデレキャラの憂鬱


一般に、実力もないのに、外面だけが良く世渡りをしているという人間は、日本人が嫌うところです。
特に、このブログの開運要素である陰徳から見たら、唾棄すべき性質です。

しかし、これはうがった意見です。

日本人は、ツンデレキャラが好きですので、口では乱暴でも、裏でこっそりと助けるキャラに好感を抱きます。

しかし、よくよく考えてみれば、善人が虐げられる民度の環境になければ、ツンデレキャラを演じる必要はありません。
※軍などの教育現場などは別。

人の知っているところで親切にし、相手の空気や要望を読み、相手を助けることは、陽徳ですが、陽徳をやってはいけないという法はありません。

陰徳をやることはもちろんですが、陽徳をやってはいけないということは無いのです。

陰徳をやっているのは、正直やっていて当然なのです。
陽徳もやっていて陰陽が初めて揃うのです。

世渡りのうまい、口先キャラは、一見、悪人ですが、よくよく考えると、コキュニケーションで、相手を不快にさせない、楽しくさせるという徳を積んでいるのです。

密教では、身口意の三密を仏と化します。
彼らは少なくとも口先だけは、徳を積んでいます。
その分の徳があるのです。


厳密に言えば、陰徳も効果があるのですが、どうしても返ってくるまでにタイムラグがあります。
命運の改善は、最低でも年単位はかかります。
10年単位という説もあるくらいです。
※陽徳よりも陰徳の方が圧倒的に効果は高いのですが。


陰徳を実施している善人の方が、要領の良い不届き者から被害を被っているのなら、それは反面教師として陽徳も学べという天の示唆です。
心理学で言うシャドウ、自分の抑圧された可能性なのです。

ツンデレキャラが許されるのは、漫画の中だけです。
ましてや今はネット社会、横暴な店や公務員が叩かれる時代です。

劉邦や秀吉を見習う必要があります。

まあ、この二人は晩年、劣化するのですが、これは陽徳だけの人生の結果とも言えます。
陰徳も積んでいけば、晩年も問題なかったでしょう。










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