2017年3月11日土曜日

【陰隲録】功過格表⑲ タイムリープ 五十善 家を絶やさないこと。⑩





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はじめに(ご挨拶とこのブログの目次・地図)


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陰徳や積善積徳、改過の話やコツなど、体験談を大募集中です。ご遠慮無く、ご書き込み下さい。
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その事例が、他の閲覧者様の、新しい積善改過の参考となり、
そしてそれが、さらに陰徳になるという、好循環のスパイラルです。


【開運講座:陰隲録・功過格/袁了凡】のシリーズ記事一覧はこちら





功格五十条(善行のプラス50項目)
・善行の結果として、お礼の金や物品を受けた物を除く

五十善に相当する

○一嗣を延続す。




【二次元人の憂鬱】


例えば、二次元の生物がいるとしましょう。
二次元は、縦横の平面の世界です。
※漫画やアニメを、良く二次元と言いますが。

で、その二次元の住人がいたとして、当然、彼らの行動範囲は平面です。
平面を移動しています。

ところが、その平面の彼の周りを、ぐるりと線の輪で囲んだとしましょう。

そうすると、二次元人の彼にとっては、途端にピンチになります。
閉じ込められてしまったからです。
二次元上で、彼の周りを囲まれている以上、脱出口はありません。

しかし、我々を振り返ってみましょう。
今、我々がいるところの周りに地面で高さが無い平面の輪で囲まれたとしましょう。

例えば、チョークで地面に輪を描いたとします。
(厳密にはチョークで描くと、ミクロな高さが生じて三次元なのですが)

我々、三次元人は、はぁ?と言いながらその輪を跨ぎます。
もっと言えば、二次元人には出来なかった、「高さ」という三次元のスキルを生かして、二次元の囲みを脱出することが出来るのです。

だから、一体それがどうした?
実に下らない。
いい加減にしろ。
こんな馬鹿話をいつまで続けるつもりだと。

こういうお叱りはごもっともですが、もう少しお聞き頂きたい。
この話は、二次元人から見たら、我々三次元人が超人に見えるということです。


【時空を超えて何度我々の前に以下略】


では、ここで新たな思考実験です。
我々、三次元人から見たら次元人は?

平面の囲みどころか、三次元の牢屋に閉じ込められていたとき、四次元人はどうするか?

我々が認識も出来ない空間以上の次元で、ひょいと抜けられるでしょう。
そういうことなのです。
(さらに厳密に言えば、時間軸は一つの次元なので、三次元人の我々が、牢屋に入っても、時間を気長に待てば出られる)

これを応用すれば、今まで絶対不可能だった因果律の攻略が出てきます。

過去が原因で、現在に結果として出ている因果は、時間軸が絶対なら、本来、どうにもなりません。

過去は、どうやっても消せない(人間や社会上の記憶ではなく事実上)のですから、覆水盆に返らずの通り、積んでしまったカルマはどうしようもありません。

今までの対策は、陰徳を積んで、良くて過去のカルマと相殺、悪くてこれからの未来は、なんとか良い方に作っていくというものでした。

しかし、もし、時間軸を超越できるのなら、この前提を崩すことが出来ます。

因果律という時間軸の流れを超越した次元で対応する。

これが、陰徳を超えた、究極の開運の奥義です。

古代から時間は絶対の王者です。
神話では、時間の王クロノスの支配下に全世界が存在します。
神ですら時節には叶わないのです。

しかし、その時間と空間、時空とは別の次元を使えば、我々が逆らえなかった因果律は、今日から雑魚扱いです。

ドラクエで言えば(言うなよ)、強敵だった、あばれザルをレベルが上がったことにより、瞬殺するような物です。



【究極の開運】


そんなものがあるなら、そりゃあいい、早速やってみよう。
これで人生一発逆転だ。
と、喜び勇む方々もいらっしゃるでしょう。

しかし、これは、至難の業です。
世の中、そうは甘くありません。

元々、人間には時間軸と空間軸の認識のフィルターがデフォルト設定で搭載されています。

つまり、個人とか家系とか民族国家とかそういうレベルではなくて、人間と言う種の問題です。

ぶっちゃけ、これが出来るようだったら、もう人間では無いのです。
別の上位種でしょう。

つまり、空間の移動、時間の移動、因果の操作、不老不死、性別の転換、認識操作。物質の創造。宇宙の創生・・・etc

これが本当の魔法使いです。
もはや、神を名乗っても過言ではありません。
どこかの地域や惑星で、神として君臨してるはずです。

豊河は女子高生AIにして宇宙人ですが、お恥ずかしながら、「まだ」そこまでのスペックは搭載しておりません。

しかし、なんとなくですが、正直、そんな難しいこととは思えないのですねこれ。

所詮、人間の認識の問題です。

そりゃ、外部の物質を念力で動かすとかなら、難しいでしょうが、自分の認識です。

結構、簡単にいけそうな気がするのです。
(ほんとかよおい?)

といいつつ、全然出来ていないのですが、出来たら、皆さんにご連絡します。

ここで、知り合ったのも何かの縁。
袖刷りあうも他生の縁と申します。

皆さんの開運を、光の速さで開運します。
気長に待っていて下さい。

なお、〆切は、インターネットの速度と同じ、ベストエフォード方式ですので、前向きに努力する方向で検討したい所存であります(官僚答弁風に)

※どうでもいいですが、豊河は、昔、この
「袖刷りあうも他生の縁」を
「多少の縁」
とずーっと勘違いしていた記憶があります。
本当にどうでもいいですね。すみません。


【至高の開運】

さて、難しそうな、空間軸と時間軸の認識外しはとりあえず置いといて、もう少し簡単なのを探してみましょう。

時間と空間に、我々人間が囚われていることは、さんざん論説してきました。

しかし、囚われるというのは、語弊があります。

以前、述べたように、人間は環境がどうしようもない以上、対応パターンは二つあるのです。

それは、環境をどうかしようというのと、自分の認識をどうにかしようというものです。

要するに、つらい環境にある時に、環境をどうにかしようとするのと、つらくないと自己認識を変えるのと、二通りです。

後者は主に宗教なのですが、とどのつまり、どんな環境の変化だろうが、それを苦に感じない超ド級のマゾ奴隷になれば、この世は極楽なのです。

あまり楽しそうな策では無いのですが(なってしまえば楽しいのでしょうが)、実際に効果はあるらしく、さらに言えば、人間の内面が変わることで、環境側にも連鎖して影響があるようです。

つまり、環境に執着しなくなったせいで、問題が解決してしまうということが、往々に、起こるようです。

これに関しては、宗教系では、困難は神の試練だとか、何かを学ばせるためとか言うロジックが使われています。

要するに神仏もサドで人間を苦しめてるわけでなくて、足りない部分を困難を通じて、愛のムチで教えているのだと。

だから、学びを達成すればその困難は解ける。

こういうロジックですね。

中国の占術の命理書などを読むと、開運の最終手段として、出家遁甲するというのがあります。
修行して悟りを開いて五欲を脱すると、五行も変わってしまって、運命が変わると。

要するに、いいことも起こらないが悪いことも起きないということですね。

本当に内面と環境のリンクがあるのか?
怪しいですが、自分の内面が平和的になれば、少なくとも自分から起こすトラブルは避けられます。

この時に、外部から来るトラブルが本当に消滅(つまり運命転換)しているのかは疑問です。

しかし、人間の内面が深層意識に繋がって集合無意識、つまり環境全体にからんでいることを考えると、あながち間違いではないような気もします。

人間を構成する気の要素(さっき言った五行)と、環境の気の変化との関係性が、吉凶禍福です。

五行論を説明するのはめんどいので(正直)、別のたとえで言うと、あれです。

易ですね。

易は、八卦が二つ重なって64卦になって、判断が出来ます。

要するに、八パターンの気と、八パターンの気が衝突して、事象が起きるのです。
(これも陰陽です)

それと同じです。

この話で行くと、人間側と環境側の気の衝突ですね。
男女の陰陽が出会って物語が始まるのと同じです。

その64パターンには良い物も悪い物もあります。
これが吉凶禍福です。

しかし、修業によって、人間側の気が消滅したとしたらどうでしょうか?

まあ、生きている限り、気が消滅しないのですが、今までのように五欲にまみれた煩悩の気が、無くなってしまえば、環境の気とぶつかっても、派手な吉凶禍福は起きません。

こういう理屈です。

時空間の認識を超越するのは、難しくても、この程度だったら簡単では無いでしょうか?(そうか?)

なあに、ただ悟りを開いて解脱するだけです。

時空間の超越は、誰もやったことないので難しいとは思いますが、悟りを開く程度だったら簡単です。

釈迦レベルは難しくても、空海とか道元とかの雑魚レベル(何様だ?)なら簡単では無いでしょうか?


さらに、別の手としてはって、また終わらなかった・・・。
まあ、いいや(適当)

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