2018年11月14日水曜日

怪力乱神











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そしてそれが、さらに陰徳になるという、好循環のスパイラルです。




怪力乱神


論語に、
「子、怪力乱神を語らず」述而第七の二十 

という、有名な一句があります。

これは、一般に、怪・力・乱・神と読みます。
怪しいこと(怪異)や、軍事や暴力や力比べ(スポーツや武道)や、戦乱・反乱や、神仏関連。

これらには、孔子は関わらなかったという意味で使われます。
転じて、人間は、そういうものよりももっと、道徳とか礼儀とか重要なことがあるんだよという意味ですね。

ただ、これを、怪力・乱神と読んで、通常の力や神仏は関わったという説もあります。

これは、どちらの説でも、同じです。
孔子は、為政者の有徳を論じた人間ですので、為政者ならば、どの道、権力や軍事力や神仏は避けられません。
というより、孔子の一門には、武芸や祭式などは、普通にありますので、どちらかと言えば、後者の説の方が、通ります。

ただし、前者でも、世俗的なことよりも、道徳の方を優先させるのは、前提です。

これらの、ことよりも、上位に道徳を優先させるのは、このブログで語っている陰徳と同じです。

まずは、陰徳を最優先し、その配下に現世的なことを起きます。

逆を言えば、陰徳・道徳を優先させていれば、それらのことをやってもいいのです。

核に、徳を置けば、怪力乱神でも、道徳になるのです。

刃物を、人を刺すのに使うのか、包丁に使うかは、本人の徳によります。

怪力乱神も同様です。

怪力乱神は所詮、刃物と同じ道具です。

ただ、徳を持たない人間が、関わると、危険性があるということです。

危険人物に、銃器や権力を持たせないのと一緒です。

ピストルは一般人は日本では持てません。
しかし、警察という治安を預かる資格のある職業の人間は、保持しています。

そういうことです。

何にでも資格はあります。
危険な技術であればあるほど、資格は難関になります。

怪力乱神を扱えるほどの、有徳になれば、孔子と同じ地点に立ったと言えるでしょう。










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