2020年1月13日月曜日

五行と陰徳⑫ 悪→苦パターン②










このブログの全体地図はこちら
はじめに(ご挨拶とこのブログの目次・地図)

陰隲録(陰徳による開運法)のまとめはこちら
【開運講座:陰隲録・功過格/袁了凡】全文現代語訳 記事まとめ一覧

パワスポのまとめはこちら
パワースポットまとめページ

健康コンテンツのまとめはこちら
【貧・病・争対策シリーズ健康編】まとめ





なお、皆さんの記事の感想大募集です。
陰徳や積善積徳、改過の話やコツなど、体験談を大募集中です。ご遠慮無く、ご書き込み下さい。
記事下のコメント欄や、メッセージやメールで、お気軽にどうぞ。

その事例が、他の閲覧者様の、新しい積善改過の参考となり、
そしてそれが、さらに陰徳になるという、好循環のスパイラルです。


功格五十条(善行のプラス50項目)
・善行の結果として、お礼の金や物品を受けた物を除く

十善に相当する行為
◯一民害を除く。


後の祭り


前回、悪→苦のパターンを見てきました。

要するに、悪いことしたので、因果応報で苦に陥ってるというパターンですね。

まあ、過去生でやってしまったものは仕方がありません。

それで、あの世とこの世の間で、総決算して次の人生が決まってしまったわけです。

基本、一番の開運のターニングポイントはこの生死の間です。

例えば、陰徳や神頼みで開運したとしましょう。
しかし、だからと言って、いきなり人種が違ったり、性別が違ったりはしません。
生まれた瞬間の命式(天球図)も変わりません。

一番の開運のタイミングは死んだ後から生まれた瞬間までです。

生まれてしまっては、後の祭りなのです。
そのため、来世のために普段から陰徳を積んでいくというのが、合理主義的な戦略です。

さて、とは言え、やりなおしセーブポイントが生死の間しか無いとは言っても、また次の生まで、ろくでもない状況に甘んじているのは、工夫が無いと言うものです。

どうにか、この生の間で、なる早(俗語)で開運したいところです。

ここらへんを考えてみましょう。


開運


さて、では、どうやって前世の悪からくる今生の因果応報による苦の人生を改善(改運・開運)するのか?
という、話ですが、究極的には、悟りを開き解脱することです。

悟りと言っても、仏教だけでも三種類(上座部と大乗と密教という大雑把な分類)くらいあるのですが、ぶっちゃけ、どれが本物というのは個人の意見になります。
まあ、どれでも、何もしていない凡人よりはマシなので、お好きな悟りを開いて下さい(他人事)。

仏教以外にも各宗教で目指すべきゴールがありますので、まあ、詳しいやり方は、各宗教各宗派で勉強してみてゴールを目指してみましょう。

基本的に、何度も言っているように、六道輪廻そのものがクソなので、とっとと、解脱しましょう。

んで、時点が、今生は苦だったけど、頑張って、六道輪廻の、天道、つまり天国ですね。
ここに行くことです。

来世まで待たなければいけないので、今生の開運には間に合わないのですが、来世、地獄に堕ちるよりはましです。

やり方は、まあ、みんな知っているように、悪いことしないで、善業を積めばOKです。

今の日本人は昔に比べて信仰心は落ちてますので、そもそも、宗教でなければこういう発想すら無いので、他の日本人がのんべんだらりと生きていて、死後地獄に堕ちる(細木数子風)のを尻目に、「ははは、悪いな皆の衆・・・!」とばかりに天国コースに行くことが出来ます。
(ちなみにこういう慈悲の無い思考回路は地獄に堕ちます)

とは言え、死後なんて呑気な話ではなく、今の人生も開運したいということであれば、何をするかと言うと、実は、やっぱり上記の天国行きと同じで、悪いことをしないで善業を積めば良いのです。

まあ、このブログをここまで読んでいる読者様に今更な話ですが、理由は、因果応報です。
陰徳で、前世の罪を補い、徳を積み、生まれ持った運命の業を修正していくのです。

ここらへんは、陰騭録本編でも読んで下さい。

陰隲録(陰徳による開運法)のまとめはこちら
【開運講座:陰隲録・功過格/袁了凡】全文現代語訳 記事まとめ一覧

しょせん、運命と言っても、因果応報の結果に過ぎません。
因果応報と言うのは、善→楽と悪→苦の集積に過ぎません。
どんなに複雑な運命でも突き詰めればこの二つのパターンに過ぎないのです。

どんなコンピューターだって電子のON・OFFの陰陽で成り立っているのと同じです。

ぶっちゃけ、人間は所詮、自分の苦楽が全てです。
あとは、どうでもよいのです。

そういうと、そんなことはない。人間は他人のことを考えることが出来るんだ!という反論がありますが、同じことです。

例えば、子供のことを心配するのは、子供と自分を自己同一化しているので、子供の苦楽が自分の苦楽と同期しているからです。

子供が苦痛を感じると、自分が苦痛を感じるのです。
だから、助けたりするのです。
逆の快楽も同じです。

その証拠に別に自分に関係ないアフリカの子供のことは大部分の日本人はどうでもよいのです。

さて、じゃあ、もう今、苦しみの場合はどうするのか?
という話ですが、緊急避難としては、神仏の助けが良いでしょう。

神仏は善人の塊なので、基本、初回は助けてくれます。
ただ、あくまで初回だけです。
その後、自分が改心しないと助けてくれません。

改心とは、まあ、要するに因果応報の理を理解して、善を始め悪を見直すことですね。
あと、単純に、努力しないようなクズの怠け者というのも問題です。

もちろん、初回助けてもらったのだから継続的に信仰すればさらにグッドでしょう。

当たり前ですが、世の中全て自業自得です。

表面的な世界の動きは理不尽なろくでもない不幸や生まれによる身分があって、自業自得の論理は通用しない(というか言ってはいけない差別思想)のですが、真理は自業自得なので、結局、自分がなんとかするしかありません。

神仏は慈悲深いので助けてくれますが、最後は自分がなんとかするしかありません。

結局、これが最大の開運方法です。

さて、悪→苦のパターンの次は、苦→善パターンです。
これで、ようやく、相生の外周を一周できます。

で、その前に、長くなりそうなのでこの五行シリーズを、
功過格表197 十善 公共のために良いことをしようの枠から抜いてカテゴリを、独立させましょう。

五行道徳倫理シリーズとして、分離します。











































0 件のコメント:

コメントを投稿