2019年1月14日月曜日

贅沢は敵か味方か?①











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なお、皆さんの記事の感想大募集です。
陰徳や積善積徳、改過の話やコツなど、体験談を大募集中です。ご遠慮無く、ご書き込み下さい。
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その事例が、他の閲覧者様の、新しい積善改過の参考となり、
そしてそれが、さらに陰徳になるという、好循環のスパイラルです。





贅沢賛歌


我々、陰徳師(謎のジョブ)にとって、奢侈な贅沢は、本来、敵です。

理由は、陰徳分を減らすからです。

要するに、因果応報ですと、善をすれば、幸福(吉)があります。悪をすれば、不幸(凶)があります。

前者を陰徳とすれば、それは、幸福のための貯金と同じです。

使わなければ、減らないし、悪→不幸(凶)のマイナス分を減らせます。
※善因楽果の、ストックでは、悪因苦果のマイナスは、相殺出来ないという説もありますが。

要するに、お金と同じで、使わないで貯めるのが賢いと言えます。
そのため、逆に、善因楽果ストックを、無駄遣いするのは、賢明とは言えません。

その結果、わざと、吉を受けない。さらには、わざわざ苦を受けようというマゾな人たちが出てきます。

東西を問わず、因果応報の法則を信じる人達は、このマゾ苦行に論理的に到達しますので、今も、世界中で、マゾ苦行を実践している人がいっぱいいます。

まあ、これは因果応報の法則を論理的に考えれば、誰でも考えつく結論ですので、必然と言えば、必然です。

しかし、この豊河は、完璧なものを直角に考えて答えを出すのです。

今回は、これに逆らって、奢侈贅沢を賛歌してみましょう。



しつこく必要悪



ぶっちゃけ、世の中には、必要悪というものがあります。

この必要悪は、このブログで、何回も話題に出しています。

なにせ、陰徳を推奨し、諸悪莫作・衆善奉行を唱えているのにも関わらず、現実世界ではどうしても必要になるからです。

暴力一つ取ってみても、絶対に無くせません。

国家権力として、警察や軍隊といった暴力機関が、なくなった場合の、世の中の混乱を考えてみれば、それがわかります。

正当防衛だってそうです。
百歩譲って、宗教的な犠牲心で、正当防衛を否定するとしても、それが、自分ではなく、他人が危険にさらされていた時に、正当防衛で助けてあげる(つまり、暴力を行使する)のは、悪なのか?

それ以前に、正当防衛しないで助けないことは善なのか?

こういう善悪の矛盾があるのです。

で、だから何だという話なのですが、奢侈贅沢も同様です。

本来、陰徳が減るからやめろという話なのに、必要悪として認められるのです。

しかし、じゃあ、必要悪が大事だからと言って、ガンガンやるのは、やはり、違和感があります。

陰徳的に考えて、
①他人のために悪役を演じる。自分が地獄に墜ちる覚悟があるという犠牲心。
②逆に、徹底して必要悪を避ける。むしろ、この世界は、必要悪を避けるための知力を尽くしたデスゲーム。

でしょう。
後者は、世界の目的がある論の一つとして、今思いついた説ですが、なかなかそれっぽい説かも知れません。

生物の霊的進化的に、全くの本能的段階から、諸悪莫作・衆善奉行として倫理を持つ段階。

で、次の段階から、必要悪との矛盾にぶつかり、必要悪をしなくても成就出来る段階の試練の面です。

ファミコンのステージのように、より高度な段階に至るのです。

あえて、世界のために必要悪をして地獄に落ちる段階が、前後のどちらかにあるのかも知れませんが、我々、陰徳道を行くものにとって、どうしても、この必要悪のテーマが出てこざるを得ないので、このブログでは、何度も論じています。

皆さんが、やがて、この段階に至ったときの参考にして下さい。

あ、ちなみに、エスケープして出家したりして必要悪の仕事から引退するというのは、基本ですので、逃げちゃダメだ!とならないようにしましょう。

もしかしたら、それが一番の正解策の可能性も高いのです。



思考実験
さて、奢侈贅沢も必要悪の類なのですが、軍事などと違って、奢侈贅沢は正確には、悪ではありません。

もちろん、貧乏人から搾取して贅沢するのは、悪ですが、別に、普通に自分の力で稼ぎ(厳密にはこれも傲慢なのですが)、自分にご褒美♡なのは、別に、文句を言われる必要はありません。

ただ、宗教的に、あまり、推奨されないのと、陰徳で稼いだ因果ポイントが減るから、あんまり良くないですよというだけです。

最初に述べたように、この論理の応用で、むしろ快楽の奢侈贅沢よりも苦行が推進されるというわけです。

で、とりあえず、今回は、天の邪鬼に、奢侈贅沢を肯定してみましょうという話です。

所詮は、思考実験です。
もしかしたら、何か面白い話になるかも知れませんし。

さて、必要悪の考えを流用すると、奢侈贅沢は何か、役に立つものがあるはずです。

それが、①現世利益的な意味で役に立つのか、②道徳倫理的な意味で役に立つのか、③出世間的な宗教的に役に立つのか、少なくとも3パターンのどれかに役に立つはずです。

それを、証明すればよいだけでしょう。
実に簡単です(たぶん)



条件付け


まず、奢侈贅沢は、人間という生物のモチベーションになります。

行動主義では、信賞必罰により、人間の行動をコントロール出来ます。

早い話が、良い事したらご褒美を与え、悪いことしたら罰を与えます。

人間は苦痛を嫌がり、快楽を喜ぶ生物です(というか生物は全部そうですが)。

必然的に、快楽の成功報酬を求めて、快楽とリンクした行動を取りたがり、逆に、苦痛とリンクした行動は取りたがらないのです。

当然、これは、行動のモチベーションとして使えます。
例えば、毎日の勉強にでも応用すれば良いし、陰徳的にも善悪のモチベーションを捗らせます。

もっと言えば、陰徳の思想もこの考えがメインです。

因果応報と言う法則自体、このような信賞必罰の考えが元なのです。

元々、世界は因果応報の信賞必罰の世界なのです。

しかし、問題は、その信賞必罰のタイムラグがあることで、善業をしても、ちっとも開運しないし、悪業をしても下手をすると孫の世代になってようやく報いが来たり、甚だしくは死後になって裁かれるという話になってしまいます。

そのため、長期的な視野で見ないと(というか死後は見えないのでそういう設定だというフィクションかも知れないですが)、信賞必罰の因果応報は、成立しません。

しかし、そうは言っても、そういう長距離スパンの信賞必罰を信じるのは、少数です。

諸子百家の韓非子は、信賞必罰をしっかりとやれば、国は富国強兵が出来、天下をとれると豪語しました。

それだけ、因果応報の信賞必罰は、行動主義において、重要なのです。

つまり、国家単位にしろ、それより下のセグメントの組織にしろ、個人レベルにしろ、信賞必罰、そして、奢侈贅沢のご褒美というのは、必要なのです。

例えば、普段は禁欲しておいて、何かのタスクをやりとげたら、自分にご褒美を奢侈贅沢で上げるというのは、行動主義において、間違った方法ではありません。

成功するかは否かは、運や才能に大きく左右されます。
無論、開運には陰徳が一番の基本の必要事項ですが、通常は、努力が必要とされます。

ところが、努力というのは、それが出来るか否かは、やはり運(環境)や才能によります。

しかし、それを後天的に出来るようになる一助として、行動主義的なご褒美は有用です。

人間は、陰徳を積み、それがMAXに溜まった時に、この世界を卒業し、より上位に上がります。
※輪廻上を解脱する仏教ルートや道教ルートもある。

しかし、その陰徳を実施するには、金や権力や知力と言った力がいります。
そして、その力を手に入れるには、努力が必要なのです。

努力は運や才能と言った命運ですが、後天的に努力を努力すると言ったことでも「多少は」補えます。

そのために、奢侈贅沢と言った、ご褒美行動主義は、有用なのです。

次回も、奢侈贅沢の続きです。






1 件のコメント:

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