2018年10月31日水曜日

通貨の力と陰徳











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その事例が、他の閲覧者様の、新しい積善改過の参考となり、
そしてそれが、さらに陰徳になるという、好循環のスパイラルです。











通貨



前回、日本は格差社会になったという話をしました。

しかし、冷静に考えてみると、これは半分正しく、半分間違っているのです。

日本だと、最悪でも衣食住は約束されます。

行政機関が、面倒を見てくれるからです。

しかし、世界には、衣食住が約束されているのは、上位一割の世界の人間です。

要するに、日本に生まれたというだけで、すでに勝ち組なのです。

ちなみに、こういうと、日本の弱者を助ける必要がないのか?
という話になりますが、もちろん、日本の弱者も救済対象です。

で、この国家間の貧富の差、言ってしまえば、通貨の為替の差は、意外と大きいのです。

例えば、WFPのHPを見ると




3000円でどうたらとか、日本人から見れば、はした金で、途上国の命の値段になります。

要するに、通貨の差で、途上国の命は我々、日本人から見ると、安いのです。

本来、命の価値は平等です。

どんな偉い人間も賢人も、愚者も悪人も聖人も一緒です。

しかし、現実問題として、先進国で金持ち国家の日本の円の通貨は、途上国では、人間の命の値段になります。

この、どうしようもう無い現実は、憎むべき現実ではありますが、同時に、陰徳としては、極めて有利な状況となります。

理由は、通貨の価値の段差で、陰徳が為しやすいからです。

日本だと、人一人の命を救うのに、大金がかかります。

難病支援だとかを見れば、数千万とか数億とかかかるのです。
しかし、途上国だと、数千円です。

こういう、通貨の差は、いざ、陰徳をやろうとした時に、有利なのは、言うまでも無いでしょう。

とは言え、遠い途上国への支援などは、中間搾取されたり、あるいは、アグ○スの豪邸に使われたりと、色々と、怪しいところがあります。

そこらへんは、私も、じゃあ、何に寄付すればいいの?とかは、責任が持てませんので、自己責任でお願いします。

ちなみに、この問題を考える時に、金持ちは金が金を呼んで、さらに金持ちになりやすいという話は、そのまま陰徳にも適用されます。

金持ち国家の住人である日本人は、通貨為替を利用して、途上国に寄付すれば、簡単に、はした金で、陰徳を大量ゲット出来てしまうからです。

良い立場にあればあるほど、陰徳はやりやすいのです。
ただし、逆もまた然りで、先進国の人間はその通貨の力で、強権を振るえますので、悪業もまた簡単に莫大なカルマを積めてしまいます。

重々気をつけなければならないことです。








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