2019年5月5日日曜日

五行と陰徳⑥  因果的五行論を五芒星に。










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その事例が、他の閲覧者様の、新しい積善改過の参考となり、
そしてそれが、さらに陰徳になるという、好循環のスパイラルです。


功格五十条(善行のプラス50項目)
・善行の結果として、お礼の金や物品を受けた物を除く

十善に相当する行為
◯一民害を除く。


そもそも論


何で、功過格の話をして、公共のために良いことをしようというテーマで、五行論と因果応報の悪魔合体の話を、長々とやっているのか、自分でもよくわかりませんが、気にしないで下さい(無責任)。



さて、元々、脱線して、五行論+因果応報の話をしているのは、因果応報というこのブログのテーマが、五行論により、より、ユーザビリティなものになるのではないか?

という、発想からです。

五行論は古代の思考回路で、中国文化圏では、共通の「科学法則」ですので、色々な分野で実績があります。

因果応報は、諸悪莫作・衆善奉行という善いことをやって悪いことを止めろという簡単なテーマですが、要するに陰陽の二元論、数字でいうと2の要素です。

2の数字の陰陽は、わかりやすいですが、実務では大雑把すぎて使いづらいのです。

そのため、もっと数字を分割した思考回路が、古代から使われています。

五行論は5ですし、八卦は8で易は、はっぱ六十四です。
タロットカードだって、22枚の大アルカナだけみても二桁です。

世界を分割する数が、分割すればするほど、具体的な事象になり、わかりやすくなるのです。

逆に数が減れば減るほど、難解になります。

陰陽の2はまだしも、1とかゼロとかになると、聖者や覚者でないと理解出来ません。

色即是空・空即是色とか言われても、一般人はよくわからないのです。

そのため、諸悪莫作・衆善奉行の陰陽二元論よりも、数を増やして、わかりやすいシステムはないかと思って、五行論を応用しています。

ちなみに、考えて思いついたらブログに記事化している行き当たりばったりな体系なので、やっぱ、上手くいかないから、五行論はやめようとか、普通に言い出す可能性が大なので、過度な期待はしないで下さい(てきとう)


五行論



さて、その五行論+因果応報ですが、前回まで、五芒星じゃない五行論と因果応報の組み合わせは、構築設計が出来ました。

では、五行論の運用である、五芒星の形で適用させてみましょう。

ちなみに、五行論って何?という方は、まず、てきとうにググっていくつかのサイトを見て下さい(説明放棄)。

五元素の木火土金水は、春夏秋冬に並べた時は、時間推移による変化でした。

春夏秋冬が善楽悪苦に対応して並べました。

季節が代わるように、因果応報で善楽悪苦がグルグル回っていくと。

善をすれば因果応報で楽が来る。
楽が来れば、堕落して悪をする。
悪をすれば因果応報で苦が来る。
苦が来れば、反省して善をする。

こういう流れですね。

まあ、厳密に言えば、すんなりいかずに、行ったり戻ったりしています。

しかし、大きな流れはこんな感じです。

しかし、時間的流れだけでないのが、五行論です。
五芒星の形に並べて、それぞれの関係性を見ます。

外側をグルグル回るのが、相生と言って、これは春夏秋冬の流れと同じです。

基本的に、夏と秋の間に土行が入っただけで、あまり、変わりません。

関係性としては、文字通り、右回りに、お互いに産む親と子の関係です。
木が火を生み、火が土を生み、土が金を生む・・・
と言った関係ですね。

詳しく知りたい方はググって下さい(放棄)。

んで、中の五芒星の相尅。
詳しく知りたい方は以下略。

要するに、こんな感じで、それぞれの五元素の関係性を見るわけです。

もっと言えば、全体のバランスです。

過不足があると、相生バランスが崩れて、相尅状態になります。
全体のバランスを整えるのが、五行論の基本です。

例えば、漢方だったら、五行論それぞれに臓器が対応していて、どこそこの五行の臓器が悪くなったら~などですね。

まあ、詳しく知りたい方はググって以下略。


因果五行論


さて、じゃあ、因果論の五行論対応ですが、
前回までの因果応報を四季の循環にしたものが、これでしたね。



楽→悪→苦→善の循環をぐるぐる廻る。
んで、真ん中にあるのが無明(暫定案)です。

この図は、五行論だと、木火土金水です。
春夏秋冬の循環ですね。





んで、これらを、五芒星に変換して五行の関係を並べると、 こんな感じですね。




従来の五行論の五芒星に、因果的な善や楽や無明や悪や苦が関連付けられます。

まあ、楽(火)と悪(金)の間に土が入った形ですね。
五行論では、こんな形の五芒星にして各五行の関係を見ていくわけです。

では、次回はこの因果的五行の関係を見てみましょう。


















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