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はじめに(ご挨拶とこのブログの目次・地図)
なお、皆さんの記事の感想大募集です。
陰徳や積善積徳、改過の話やコツなど、体験談を大募集中です。ご遠慮無く、ご書き込み下さい。
記事下のコメント欄や、メッセージやメールで、お気軽にどうぞ。
その事例が、他の閲覧者様の、新しい積善改過の参考となり、
そしてそれが、さらに陰徳になるという、好循環のスパイラルです。
【開運講座:陰隲録・功過格/袁了凡】のシリーズ記事一覧はこちら
まるで権威ある者のように教えられたからである
陰隲録で、こうして陰徳を、プロパガンダしているこのブログですが、
何せ、豊河のブログと言う、影響力の無い、
言ってしまえば権威の無い媒体です。
せっかく、陰徳を知ることが出来ても、権威が無いために、信用性が低く、結果、陰徳の実施率が低いのでは?という、一抹の不安を感じます。
そのため、衆生救済という豊河の、慈悲の本誓から外れてしまいます。
皆さんにぜひ陰徳による開運を経て、悩み苦しみから解放され、幸福を得て欲しいというのが豊河の誓願です。
さて、基本的に、ベストセラー「影響力の武器」でも言っているように、人間は権威に弱い生き物ですので、
人類史上屈指の聖者(自称)である豊河が、しつこく陰徳しろよと、言ったところで、馬耳東風に聞かない人たちも、
権威者の言うことなら、聞く可能性が高まります。
そこで、権威の最高峰を、用意しました。
全世界で20億人もの信者を抱える世界最大の宗教の権威であらせられるイエス様です。
なにせ、30歳で大工の身分から、世界最大の神(厳密に言えば神の子)にまで、立身出世した男です。
その凄まじい権力は、現在の世界大帝国のアメリカ大統領に匹敵します。
いよっ!大棟梁!
島耕作もサラリーマン金太郎も、彼の前では、出世組として、足元にも及びません。
まさにグローバルスタンダードの勝利者です。
そんなイエス(様をつけないとマズイな)の言葉は、新約聖書に記載されています。
陰徳的な発言を探してみると、
有名な、山上の垂訓の文中が、該当します。
マタイによる福音書の第6章です。
該当箇所を見てみましょう。
イエス様の上から目線のありがたいお言葉を聞きましょう。
6:1
自分の義を、見られるために人の前で行わないように、注意しなさい。もし、そうしないと、天にいますあなたがたの父から報いを受けることがないであろう。
6:2
だから、施しをする時には、偽善者たちが人にほめられるため会堂や町の中でするように、自分の前でラッパを吹きならすな。よく言っておくが、彼らはその報いを受けてしまっている。
6:3
あなたは施しをする場合、右の手のしていることを左の手に知らせるな。
6:4
それは、あなたのする施しが隠れているためである。すると、隠れた事を見ておられるあなたの父は、報いてくださるであろう。
普通に陰徳ですね。
しかも、他人に知られないレベルではなく、自分自身の内部(右手と左手)でさえ、情報共有しない徹底振りです。
いくら何でも右手のしていることは左手も知ってるだろとツッコミたいですが、まあ比喩(レトリック)ですので。
それほど、陰徳を徹底しろということでしょう。
6:5
また祈る時には、偽善者たちのようにするな。彼らは人に見せようとして、会堂や大通りのつじに立って祈ることを好む。よく言っておくが、彼らはその報いを受けてしまっている。
6:6
あなたは祈る時、自分のへやにはいり、戸を閉じて、隠れた所においでになるあなたの父に祈りなさい。すると、隠れた事を見ておられるあなたの父は、報いてくださるであろう。
6:7
また、祈る場合、異邦人のように、くどくどと祈るな。彼らは言葉かずが多ければ、聞きいれられるものと思っている。
6:8
だから、彼らのまねをするな。あなたがたの父なる神は、求めない先から、あなたがたに必要なものはご存じなのである。
24時間、ヤハウェ様が見てる
マリみてならぬ、ヤハみてです。
どうでもいいですが、ヤハウェ様も大変ですね。
人類60億人を24時間の監視体制です。
まあ、たぶん直接見ているのではなくて、下請けの天使部隊に丸投げしているのでしょうが。
我々がこうしている間にも、ヤハウェ様の下請けのIT土方の天使が24時間体制で、どこかの天界データ監視センターから、モニター画面を通して、我々を監視しています。
陰徳を絶対見逃さないマンです。
安心、安全の監視体制のデストピアです。
6:16
また断食をする時には、偽善者がするように、陰気な顔つきをするな。彼らは断食をしていることを人に見せようとして、自分の顔を見苦しくするのである。よく言っておくが、彼らはその報いを受けてしまっている。
6:17
あなたがたは断食をする時には、自分の頭に油を塗り、顔を洗いなさい。
6:18
それは断食をしていることが人に知れないで、隠れた所においでになるあなたの父に知られるためである。すると、隠れた事を見ておられるあなたの父は、報いて下さるであろう。
苦行に対して、神が賞賛するのは、インドの神々と同じですね。
苦行が善行のような扱いがされていますが、そういや、イエスも、40日間の断食コースを実施していました。
なんだかんだ言いながらも、釈迦もイエスも断食とか苦行やってるんですよね普通に。
6:19
あなたがたは自分のために、虫が食い、さびがつき、また、盗人らが押し入って盗み出すような地上に、宝をたくわえてはならない。
6:20
むしろ自分のため、虫も食わず、さびもつかず、また、盗人らが押し入って盗み出すこともない天に、宝をたくわえなさい。
6:21
あなたの宝のある所には、心もあるからである。
これが、「天に宝を積んだ」の慣用句の、元ネタです。
実際の、貯金や貯蓄は、安全性の問題がいつも付きまといます。
何しろ、金融の歴史は、金融破綻の歴史です。
今まで価値があった債権が紙くずになるのが、繰り返されてきた人類の歴史です。
銀行の歴史も、同様です。
日本ですら、新円切り替えや預金封鎖などは、つい前世紀のことです。
およそ、企業や政府は泥棒ですので、容赦なく、定期的な倒産詐欺で、使い込んだ金を踏み倒すのです。
江戸時代ですら、債務帳消しで豪商が殲滅されています。
時代が変わっても、人間のやることは変わらないのです。
金に換金して溜め込んでも、物理的な泥棒や家族が取っていってしまいます。
土地ですら、バブル崩壊で下落し、所有権も奪われてしまいます。
陽徳で人に恩義を売っても、恩知らずは平気で仇で返します。
ところが、陰徳だけは別物です。
天に積んだ貯金は、天変地異があろうとも、戦争で政府がクラッシュしようが、なくなることはありません。
地上の債権は踏み倒しが可能です。
※今も、世界中で破産申請が行われています。
どんな大泥棒も盗むことは不可能です。
お姫様の心を盗むルパンでさえも、不可能なのです。
おまけに、注目すべきは、その驚異的な運用利回りです。
陰徳やその反対の悪業には、利子が付くらしく、投資額に比べて莫大な利回りが、加算されて戻ってきます。
一番大きいのは、死後の後世で、どう考えても、ローコスト・ハイリターンな応報の結果になります。
一般に宗教が唱える天国地獄の待遇は、プラスでもマイナスでも、
この世の投資額にしては明らかに、過剰な利回りです。
しかも一神教の天国地獄に至っては、リミットが無く、どちらかに行ってそのまま永遠です。
それにしても、旧約聖書で、
ヤクザ神と組んで、妻を妹と偽って美人局していたアブラハムや、
親を小細工(身分詐称のなりすまし)で騙して、相続権を強奪したりしていたヤコブとか小悪党の、
子孫のイエスですが、彼らのような金の亡者の血統から、
なぜこのような禁欲主義者が出てきたのか?
あなたがたに言うが、
「富んでいるものが神の国にはいるよりは、らくだが針の穴を通る方が、もっとやさしい」。
(マタイによる福音書)
まあ、旧約~新約は、1000年単位の時間の差がありますので、
強欲盗賊集団だったイスラエル人も、悔い改めたのでしょう。
何代か、陰徳を積んでいけば、こういう偉人聖人も現れるという良い実例ことかと思います。
何せ、ユダヤ人は収入の一割寄付が今でも習慣としてあります。
律法をヘイトしていたイエスですが、ユダヤ人のこの習慣がイエスを生んだり後のユダヤ人の金融支配につながっていったのは、偶然では無いのです。
個人単位でやってると家系だけの繁栄ですが、民族全体でやっているとここまでの効果が出てきます。
今、日本は世界第三位の繁栄を謳歌していますが、今までの陰徳の福分が無くなれば、
元の貧しい島国に戻るでしょう。
今からでも、日本が国内・国外に、寄付の習慣を始めることが出来れば、延命の可能性は高くなるでしょう。
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