2017年7月27日木曜日

馬鹿とテストと禅問答⑤











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ONOFF


この時間と空間が無い空の世界は、外部の実在性に疑問がつきます。

本当に、外部にその世界があるのか、もしくは人間の認識内での、もっと言えば、脳の誤作動かは不明なのです。

要するに、世界そのものに、時間と空間があるのか?
あるいは、人間の脳内の認識フィルターにあるだけなのかは、わからないということです。


人間の脳には、時間と空間を認識する領域があり、そこが機能しているからこそ、時間と空間を認識することが出来ます。
そこが機能しなくなれば、時間と空間は認識しなくなります。

瞑想は、ソフト的に脳内の機能にアクセスする行為です。

脳という機器に対して、ハード(物理)的に、時間と空間の機能を担当する箇所をいじる行為に比較して、ソフト的にログインして操作する行為です。

専門的に言うと、telnetのCUIやGUI形式で、操作することです。

瞑想下で、時間と空間の脳の機能をOFFにしたら、内的な認識としては、時間と空間を認識しなくなります。



唯心論



我々は、カントの言っているとおり、世界そのものを、時間と空間のフィルターで見ているわけです。

そのため、時間と空間を通してしか、世界を見ることは出来ません。

そのため、世界そのもの、人間の主観を排した真に世界そのものを見ることは出来ない、という結論です。

もしかしたら、世界は、時間と空間より上の次元で成り立っていて、人間がそれを認識出来ないだけという可能性もありますし、逆に、時間と空間しかない可能性もあります。

そこらへんは、どうしても、人間には不可知論の領域です。

人間のフィルターを外した、真の実在の世界というのは、人間には見えないからです。

可視光線や可聴領域と言った五感の世界ですら、制限された世界なのです。

そうしたことを考えてみると、唯心論のように、世界は人間の認識が構築しているという説もあながち間違いではありません。

陰徳的な因果応報で考えると、少なくとも、本人の業によって今の自分の世界は構築されています。

天国なのか地獄なのかは、業次第なのです。


空の智慧


時間と空間でしか世界を把握出来ない人間としては、それ以外の構成要素で構築されている世界は認識不可能です。

時間と空間以外の、世界と言うのは想像もつかないからです。

※可能な人は豊河に教えてください。

ただし、少なくとも、人間が認識している世界の範囲で、あらゆる苦しみや問題が、時間と空間の中に存在していことは事実です。

瞑想という無意識へのコンソール接続で、時間と空間を無効化にする空の智慧(時空間魔法)が、今のところ、有効な手段です。

この空の智慧は大乗仏教の概念であり、解脱を重んじる小乗仏教(上座部仏教)とは違うのですが、日本人ならば、覚えておいた方がいい概念でしょう。

まあ、そのうち般若心経コンテンツで詳しくやりましょう。
※いつになることやら・・・。













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