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はじめに(ご挨拶とこのブログの目次・地図)
なお、皆さんの記事の感想大募集です。
陰徳や積善積徳、改過の話やコツなど、体験談を大募集中です。ご遠慮無く、ご書き込み下さい。
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その事例が、他の閲覧者様の、新しい積善改過の参考となり、
そしてそれが、さらに陰徳になるという、好循環のスパイラルです。
【開運講座:陰隲録・功過格/袁了凡】のシリーズ記事一覧はこちら
サンプル
まるで、豊河の独創のように言っている陰徳ですが、
当たり前の話で、豊河如きが言わなくても、
同じようなことは、世界中のみんながすでに、古今東西変わらず言っています。
しかし、中には、実体験から、別に陰徳なんて役に立たないという意見の方も、当然いらっしゃいます。
陰徳の寄付に関する
勉強すれば人生は変わる
勉強すれば人生は変わる様の、下記の記事で、
陰徳(寄付)をしたが、
さっぱり、開運の効果がなかった!
陰徳(寄付)の効果などない!
という、結果が出ています。
検証!寄付をすると金持ちになるか?
寄付をしても金持ちにならない!!
しかし、よくよく記事を拝見してみると、その効かなかった理由が、すぐにわかります。
以下、該当の検証記事から引用してみましょう。
寄付をしても金持ちにならない!!からの引用です。
バカヤロー!!
結論から言うと、寄付しても全く変化ありません!!!!!!
途中で月4000円の寄付金を5000円に変えたりしましたが、 全く変化ありませんでした。
お金は1年で500万円程度貯まりましたが、それは私の生活費が年150万円程度だからで、 年収875万円ならそのくらい貯まるのが当たり前で、別に寄付したからとか関係ないです。
こんな当たり前のことしか起こらず、 新たに何億円かドバーッっと入ってくると期待してたのに、 ちっとも入ってきませんでした。
「寄付して心が豊かになったでしょう」とか言われても、そんなの体の良いゴマカシで、 「お金を寄付する→お金が何億か入ってくる」という、化学反応的なプロセスが皆無だったので 絶対に許さないといった感じです。
そもそも、『すべてのお金の悩みを永久に解決する方法』とかいうインチキ本 (すでに捨てた)の内容を真に受けて、惰性で寄付していた私が悪いのです。
この1年で4000×3+5000×9=57000円をドブに捨ててしまいました。 こんなんなら、風俗行ったりドンペリでも買って飲んだ方が良かったと思っている今日この頃です。
考察
さて、この検証結果記事に対する、感想ですが・・・。
これは単に、出すお金が些少すぎるからでしょう。
ただ、それだけのことです。
年収875万円で、寄付が、年5万7000円。
割合として、年収の0.65パーセントです。
一パーセント未満です。
※2割の税引き後でも、まだ一パーセント未満です。
大変恐縮ですが、単に収入に対する寄付の割合が足りないだけかと思います。
貧困層の月20万円の収入で計算すると、月1000円くらいです。
やらないよりはマシですが、いくら何でも少なすぎです。
そもそも、検証の前提として、記事前半で、こう書いていらっしゃいます、
なのでコンビニでレジの横にある募金箱に お釣りを全額ドバ~と入れたりしていたのですが、 『すべてのお金の悩みを永久に解決する方法』 という本を読んで、本格的に寄付しちゃおうという気分になったのでした。
この本についての詳細はまた別の記事で書きますが、 概要は以下の通り。
・「執着」を「好み」に変化させればお金はジャンジャン入ってくる
・お金に対する執着を変化させるにはお金を与えるのが一番
・与える額は税引き後手取り収入の1~5%でOK
・与える相手は個人だろうが団体だろうが誰でもOK
・動機は不純でもOK
要するに、
「税引き後手取り収入の1~5%でOK」
と前提条件にあります。
単純に最低限の一パーセントに足りていません。
開運効果を期待するならば、ある程度のパーセンテージは必要なのです。
私は、命運レベルの開運には、やはり最低でも10パーセント、一割は必要だと思っています。
しかも、この10パーセント。
あくまでも、初期時のスタートの割合の数値です。
月の収入が20万円以下の貧困層ですと、もっと下の数値でも良いですが、それでも5パーセントは必要だと思います。
月20万円だとしたら1万円くらいは必要です。
少なくとも、2.5パーセントの5000くらいは欲しいところです。
段々と、累進課税方式的に、収入(可処分所得)の増加に従って、
パーセンテージはより増やしていく必要があります。
累進課税
一般に、貧乏人は、必要最低限の生活費の支出が、収入とトントンのため、
自由に使えるお金(可処分所得)が少ないのです。
この可処分所得は、様々な娯楽や、投資、自己学習、ひいては、マイホームや結婚や子育てや老後の資金などの「健康的で文化的な生活」の資金源となります。
この可処分所得の少なさが、現代の日本の少子化に関係しています。
その原因が、グローバル化による新自由主義の賃金の低下にあることは、ご存知のとおりです。
要するに貧困層であればあるほど、自由に使えるお金が少なく、寄付を含めた陰徳がやりにくいのです。
逆に、金持ちであるほど、自由に使えるお金が多く、寄付を含めた陰徳がやりやすい構図です。
ビルゲイツが兆単位の寄付をしているのは、単に欧米のシステムにおける税金対策のためもありますが、
それだけ、可処分所得が大きいということもあるのです。
ここらへんは、陰隲録本文でも、記載がありました。
【陰隲録】積善? よくよく考えるとアリって働き者かもしれないけど集団略奪犯罪組織で偉くないよな
それ故、財あり勢力ある者は、(陰徳を積んで、その因果の結果として)福を受けることは容易である。
容易なのに、実行しないのは、自暴自棄と言うものである。
逆に、容易な時に、実行するのは、まさに錦上花を添えるような物である。
貧賤なる者は、(陰徳をすることが難しいため)福を作ることが難儀である。
だが、難儀だからと言って、実行しないのはこれは、やはり自暴自棄と言うものである。
しかも、難儀な時にあえて、(陰徳を)実行するのは、百倍の効果があろう。
また、それに加えて努力して善行をなして、かつ陰徳として人に知られぬようにすることはさらに尊いことである。
前回の、有暇具足の話にもリンクしています。
金持ちで余裕があるということは、貴重なモラトリアムなのです。
ユダヤ人は聖書の時代から、収入の一割寄付を実施しています。
あの、強欲なユダヤ人ですら、財産の一割を慈善に回しているのです。
ユダヤ人の金持ちは、もっと寄付に回しています。
これの陰徳が、今の、ユダヤ人による世界の金融支配に繋がっています。
基本的に、金持ちになればなるほど、その地位にいるだけで、急速に陰徳の福分を消耗していきます。
その地位の安全性や贅沢な衣食住が、福分を消費するからです。
※これは現代の豊かな社会に生まれていれば、庶民でも同じです。
ただでさえ、金持ちは、天から暫定的に、大衆を富ます役割を天命で受けて生まれているのです。
「寄付しなくても、仕事で十分大衆のために働いているから問題ない」
などと言っていると、福分が尽きて失脚してしまいます。
陰隲録で功過格表の条項で、いつも但し書きがついていますが、
・善行の結果として、お礼の金や物品を受けた物を除く
なのです。
力を持っている人間が、仕事で善政を行うのは当たり前です。
陰徳とは見返りが出ない徳です。
対価を貰う仕事以外での、人に見えないプライベート(陰)での陰徳の累計が最終的に勝負を決めるのです。
ということで、陰徳としての寄付は最低、一割10パーセントを推奨します。
ただし、貧困層ほど可処分所得が少ないので、
貧困からの脱出は、これより下限でも許容されます。
収入20万円で2万円は、普通にきついでしょうし。
5%の一万でもまだキツイでしょう。
1%の5000円でもキツイと思います。
しかし、それでいいのです。
開運してから、どんどんパーセンテージをあげていけばいいだけなのです。
貧者の一灯の喩えのように、貧乏人の1%は、金持ちの一割よりも効果が大きいのです。
貧困層の状態だったら、一パーセント未満でも十分開運出来ます。
逆に、金持ちになっても一パーセント程度だったら効果もスズメの涙程度です。
陰徳の世界は累進課税方式だと、認識しておきましょう。
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