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はじめに(ご挨拶とこのブログの目次・地図)
なお、皆さんの記事の感想大募集です。
陰徳や積善積徳、改過の話やコツなど、体験談を大募集中です。ご遠慮無く、ご書き込み下さい。
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その事例が、他の閲覧者様の、新しい積善改過の参考となり、
そしてそれが、さらに陰徳になるという、好循環のスパイラルです。
【開運講座:陰隲録・功過格/袁了凡】のシリーズ記事一覧はこちら
功格五十条(善行のプラス50項目)
・善行の結果として、お礼の金や物品を受けた物を除く
五十善に相当する
◯一人の流離を救免す。
【前回の補講】
前回までの、因果応報の話がようやく終わり、本題に戻る・・・と行きたいところですが、重要なことを言い忘れていました。
(なぜ忘れるのか・・・)
ぶっちゃけ、因果応報の有る無しはどうでも良いのです。
あろうがなかろうが、無意識のプラシーボ効果や死ぬ間際の脳の破壊による大量麻薬で、死後の世界も個人の認識に存在するのです。
重要なのは、因果応報理論は、
傲慢になることと薄情になることという、嫌なやつを生成するということだけです。
ここが一番重要な点です。
これは、「開運すると偉くなるので、力の暴走に注意して下さいね」といつも言っている話と同じです。
なるほど、因果応報の効果(陰徳の効果)というのは絶大です。
誰でも、淡々とやっていれば、時間はある程度かかりますが、あっけなく運命は好転します。
よく風水が開運の白眉などと呼ばれますが、予算も手間もかかる風水など一般人は手が出せません。
誰でも簡単に出来てかつ効果が大きい、陰徳に勝る開運法は無いのです。
※実際に、金持ち華僑はこれを知っているため、陰徳をせっせと積んでいる。
しかし、簡単であるため、いつも言っている、力を持った暴走になりやすいのです。
人間は、現金な生物ですから、自分が苦しい時は、被害者ヅラするくせに、余裕が出てくると、途端に、弱者は自己責任だと言いたがる度し難い生き物です。
ましてや、陰徳は因果応報理論に基づいたものです。
前回まで指摘したように、開運すると、容易に自己責任論者になる危険性があるのです。
なにしろ、善因善果・悪因悪果がモットーです。
今の自分の地位は自分の善行の手柄、他人の失敗や不幸は自業自得の天罰という、考えになりやすいのです。
※というより、因果応報論はそういう考えなのです。
ナチス・ドイツの優生学の信奉者にエリートが群がったのは偶然ではありません。
高収入のエリートほど自己責任の新自由主義の信奉者が多いのと同じです。
以前から、耳にタコが出来るほど何回も言っていますが、今、皆さんが何かしらの不幸な境遇にいて、何をやっても這い上がれない、這い上がる気力も無い、なんとかして開運を望んでいるのでしたら、それは運がいいのです。
要するに、皆さんの守護して下さる見えない高次の存在が、ストップをかけているからです。
それだけ、皆さんの前世の功徳とか信仰心かご先祖様で、守られているのです。
もし、このガードがなかったらどうなるか?
今の、未熟な倫理・道徳観のまま、手段を選ばずに成功してしまうでしょう。
その後に待っているのは、派手に回りを巻き込んだ自滅です。
別に、ご本人だけが自滅するならまだいいのです。
腕力、能力、知力、権力、魅力、本人が望むままにあらゆる力を手に入れて成功していた者が、道徳のブレーキが壊れていたらどうなるか?
歴史はその実例をたくさん提示してくれます。
当然、身の破滅のみならず死後は天文学的な地獄の刑期が待っています。
そんなことになるくらいだったら、何としてでも、成功させまいと守護者たちが頑張るのが当たり前です。
一般のイメージに反して、守護霊や守護神は、人の足を引っ張るのが大好きなのです。
それは出世レースの蠱毒の壺のように、他人を蹴落とし出世させまいとする伏魔殿です。
守護者達は、心を鬼にして今日も貴方の人生の成功を邪魔しているのです。
もし貴方が、人生でこいつさえいなければ、この障害さえなければ・・・!と思うところがあったら、この記事を思い出して下さい。
ユング心理学ではシャドウと言いますが、要するに、無意識が必死になって貴方に気付かそうとしているのです。
そしてこの妨害がなければ、気づかないまま先に進んでいれば、貴方はもっと酷いことになっていたのです。
人生の妨害者、障害者に、気づけたら感謝するようになるでしょう。
まあ、気づかないうちは憎悪の対象かも知れませんが。
で、とりあえず補講は終わりましたので、次回こそ本題に戻りましょう。
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