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はじめに(ご挨拶とこのブログの目次・地図)
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功格五十条(善行のプラス50項目)
・善行の結果として、お礼の金や物品を受けた物を除く
五十善に相当する
◯一人の流離を救免す。
五十善の無職項目も12回目です。
まだまだ語る内容があるのですが、思いの外、長期記事になっています。
もうちょっとだけ続くんじゃ
※(たぶん)20回くらいで。
【発生原因】
なぜ、引きこもりのような職種が現代日本で、発生しているのか?
理由を述べている説をつらつら見ると、大きく分けて、二つあります。
日本、もしくは現代社会の環境での、ユニークな特殊発生事象だというのが一つ目。
二つ目は、時代や場所(国)に関係なく、人類のデフォルトの事象だという説です。
それぞれ考察してみましょう。
【毒物摂取】
日本と現代での、ユニーク説ですと、単純に、引きこもらせるような要因が、日本と現代にあるということです。
原因があって結果が有る。
釈迦が発見した因果の法則です。
※善悪の因果応報とは、違います。
人間の構成要素を肉体、精神、環境の3つでそれぞれさらに分割してみると、より原因が得られそうです。
まず、肉体からは、化学的な原因と運動不足という唯物的な原因が考えられます。
環境ホルモンだの昔は騒がれていましたが、要するに、食生活や環境汚染などによって、現代人は今までの人類と違ってかなり影響を受けています。
電磁波一つとっても、すでに日常的に過去の人類が受けなかった膨大な電磁波を浴びています。
何気なくつかっているPCやスマフォですらそうです。
人間は高性能の電気機器ですので、これが悪影響をお呼びしている可能性はあります。
さらに、これまた膨大な食品添加物を日夜摂取。
これらの複合作用が一体どういう結果を生むのか?
もはや、壮大な規模の人体実験の真っ最中なのです。
日本人の精子が減っているというデータがありますが、まああまり健康にいいとは言えない影響なのでしょう。
現代の少子化や引きこもり化は、その一環である可能性は十分考えられます。
ちなみに、これらが、文明の進歩による偶発的な物ではなく、人為的な日本への弱体化政策である可能性は、私は高いと思っています。
アメリカにしろ中国にしろ、日本を弱体化させるのは共通の利害がある認識です。
農薬まみれの食料で日本を弱らせるという話は昔から言われていたことです。
すでに数十年前から、日本への食料は農薬まみれで、数世代顔には、生まれる赤ん坊は奇形か生まれなくなるという都市伝説がありましたが、今の少子化や引きこもりを見ると、あながち与太話ではないと思っています。
まあ、これらが日本のみの話なのか、現代文明全体なのかは意見が別れるところです。
人口削減のために世界規模でやっている可能性もありますし、そもそも、国レベルでなくて、ただの文明の弊害かもしれません。
どちらにしても、こうした現代文明の進歩が人間を弱体化させている可能性ということです。
しかも、その場合、対策は現代社会に生きている以上、ほぼ回避は不可能です。
※あえて言えば、電磁波製品や添加物や農薬に気をつけるとかそのくらいでしょうが、めんどくさいですね。
【貴族は働かない】
さて、身体的な面以外にも、精神や環境への影響の可能性があります。
まあ、精神と言っても、実際は肉体と環境から来る情報によって構成される代物です。
実際は、肉体と環境だけの考察で良いのですから、まずは環境の影響を見てみましょう。
環境からの影響は、一言で済みます。
引きこもりを許容する社会環境だからです。
ただ、それだけのことです。
要するに現代日本の、社会環境が引きこもりを是認する環境だからです。
貧しい時代だったら、働かない穀潰しは村でリンチに合って是正されました。
それが許されるのは、働かなくても許される豊かさが背景にあるからです。
要するに、昔だったら、働かずに放蕩している金持ちのボンボンでしか許されない環境が今では豊かさの余り、存在しているということです。
まあ、厳密には親に寄生するのではなく、ヒモとして女に寄生して一日中ぐーたらする怠け者も、昔から当然、存在しました。
※サバンナではオスのライオンとかが、そういうぐーたら生活をしています。
しかし、子供の内にそれが出来る家はそうそうありません。
リンチに合うか、良くて、ほっぽり出されます。
もっと昔の狩猟採集時代だったら、生き残ることすら出来ません。
今は医療や福祉があるため、無理やり生き残っているという状態なのでしょう。
現代のように豊かな先進国でこそ許される状況なのです。
日本以外でも先進国全体でこの引きこもり問題は発生していることから、その証左になるでしょう。
科学の発達による家電の存在も、家庭内の労働力が不要になりました。
ある意味、家庭内の労働者のリストラとも言えます。
そのため、余剰労働力が発生してニートや引きこもりを養う資本が出来たとも言えます。
【滅びゆくものよ】
精神的な要素は上記したように結局、肉体的、環境的な要素の結果です。
外に出たくない、やる気がないなどの精神的要素は、結局、結果であって原因ではありません。
化学的な原因や経済的な原因などの結果です。
さらに付け加えると、日本ならば、未来がないという絶望的な未来予測を薄々本能レベルで検知しているということも上げられるでしょう。
まともに考えても、日本国にあまり未来はありません。
衰退期の国家は、構成する国民のやる気が低下します。
ヨーロッパではすでに往年の帝国主義の繁栄は見る影もなく、ダラダラしている若者が普通にいます。
およそ、全ての存在は、栄枯盛衰のサイクルがあります。
生老病死の諸行無常だったり春夏秋冬の五行サイクルだとでも名前はなんでも良いのですが、突き詰めれば、生死の陰陽をぐるぐる回っているのです。
日本国の隆盛期はすでに過ぎているので、衰退した「気」を受けて、国民が無力化しているのです。
生老病死で言えば、老のサイクルに入っているため老人のような「気」と言えます。
子供がすでに老人の気なので、引きこもったりニートしたりするのは当然なのです。
元気がなく、覇気が無く大人しいのはそのためです。
それに引き換え、若年のサイクルにある国は、元気いっぱいです。
エネルギーに満ち溢れ、怖いものは無いため、平然と他人を攻撃します。
一般に善良さと言うのは単に弱いためというのが理由として大きいものです。
強者ならば、他人を傷つけても報復される恐れがないから、平気なのです。
エネルギーが有り余ってて老成していない国家は、他国への侵略を実施します。
国家内部も新興によるシステムでスムーズなシステムだからです。
それに比べて、老成国家は、国民にエネルギーが無いだけでなく、システムがグダグダで下からも上からも意思伝達がとれません。
下手をすれば分裂して、内部闘争だけで滅んでしまいます。
要するに、日本が引きこもりなどの現象に見舞われているのは、単に国レベルで衰退しているからと言えます。
さらに言えば、大震災や原発で、未来が無いということが住んでいる人間の無意識で知っていると言えましょう。
自分や子孫が生き残ることが不可能な状態で、元気になるわけがありません。
また唯物的に、大震災や噴火などの前の大地が発生する地磁気レベルで、身体的に予測しているとも言えます。
どうせ、死ぬのですから、働いたり子供を作る無駄なことをする必要はありません。
現代の日本人の無気力の遠因はここらへんにあると感じています。
海外に逃れればなんとかなるかも知れませんが、民族レベルでのサイクルが同じならば、無駄となります。
しかし、ユダヤ人のように国がなくても生き延びるパターンもあるので、国外脱出の余裕がある方は、考慮してみるのも良いでしょう。
とまあ、ユニーク説を並べてみましたが、別に引きこもりはただの何時の時代でもあるデフォルトだという説もあります。
次回はこれを述べてみましょう。
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