このブログの全体地図はこちら
はじめに(ご挨拶とこのブログの目次・地図)
なお、皆さんの記事の感想大募集です。
陰徳や積善積徳、改過の話やコツなど、体験談を大募集中です。ご遠慮無く、ご書き込み下さい。
記事下のコメント欄や、メッセージやメールで、お気軽にどうぞ。
その事例が、他の閲覧者様の、新しい積善改過の参考となり、
そしてそれが、さらに陰徳になるという、好循環のスパイラルです。
【開運講座:陰隲録・功過格/袁了凡】のシリーズ記事一覧はこちら
功格五十条(善行のプラス50項目)
・善行の結果として、お礼の金や物品を受けた物を除く
三十善に相当する
◯一人の非為人を勧化し行いを改めしむ。
さて、4つ目の理由です。
④因果応報の原則があるから神仏は動けない
困ったときの神頼み
困ったときの神頼みという言葉がある通り、我々は、電車でトイレに行きたい時などの緊急時に、これ以上ないほど、真摯に神に祈ります。
あのアメリカ人ですら、オー・マイ・ゴッドと言うのです。
しかし、そもそも、神仏や悪魔は、どういう原理で助けてくれるのでしょうか?
そもそもの、吉凶禍福の原理は、因果応報が基本です。
つまり、原因と結果の法則であり、善因善果、悪因悪果の法則です。
善人は報われ、悪人は裁かれる。
この単純な法則です。
輪廻の中で、この因果応報が貯蓄されると業(カルマ)と呼ばれ、次の転生の運命が決まる。
まあ、俗に言う、死後の世界が天国か地獄か。
厳密に言えば六道です。
つまり、前世の行為によって、現世の運命が決まっているわけです。
現世の吉凶禍福が、因果応報によって決まっているということは、俗に言う運命の正体がこれだということです。
そのため、運命改善、開運には、因果応報で相殺すれば良いという結論に達します。
最悪、現世で積んだ陰徳が応報として現出しなくても、来世に期待出来ます。
これが、普通の日本人が持っているインドから輸入した世界観、宇宙観です。
このカルマの思想は、色々と社会的に差別思想に繋がるので、問題があるのですが、大抵の日本人はこういう考えです。
神は貴方を愛しておられる。助けないけど。
さて、そんな因果応報の原理原則がある限り、神仏や悪魔としては、本来、人間の運命への干渉は、どうしようもないはずです。
神仏や悪魔の援助と因果応報の関係は、イマイチわからないのですが、
今のところの解釈としては、「因果応報の融資」、ではなかろうかと豊河は推測しています。
神職や坊主や霊能者などは、今の日本に雨後の筍の如く存在します。
当然、彼らの間にレベルの差はあるわけですが、相当なレベルの人間でも、彼らにしても全知全能というわけではなく、普通に依頼に失敗したり拒否ります。
そういう時に、彼らが口にするのは、「本人の徳が足りなかった」ということを良く口にするのです。
祈祷が応現がなかったのは、本人の積んでいる功徳が足りないのが原因だと。
自分たちの無能さを棚に上げてクライントのせいにするとかプロ意識の無い連中なのですが、もしこれが本当だとすると、神仏の存在価値はかなり低下します。
当たり前の話ですが、徳があったら不幸な目にあっていません。
不徳だからこそ、悪運を相殺できずに苦しんで助けを求めているわけです。
これがもっとはっきり出ているのは地獄で苦しんでいる人たちでしょう。
苦しむ衆生を救済するのが、神仏の存在価値と思いきや、彼らは徳が無いから助けない(キリッ)では、じゃあお前らの存在価値は一体何なんだ?とツッコミたくなります。
実際、神は何で地上で苦しむ人たちを助けないの?
という素朴な疑問は、誰しもが持つので、日本人のような従属性が高く、議論が嫌いな国ならともかく、海外ではこの手の議論は熱心です。
神学では弁神論などがありますし、議論の結果、無神論になる人も多いのです。
なお、日本人は無神論ではなくただの無関心(神)論です。
神がいないという積極的な議論の果ての思想ではありません。
神仏銀行論
ここらへんの話の結論だと、今のところは豊河は神仏は陰徳金融業者だと思っています。
無条件の愛を注ぐ存在ではありません。
もしくは、凄い慈悲深い存在だとしても、因果応報の法則とか個人の命運の方がシステムとして強くて、手が出せないということです。
そのため、出来ることは、初回だけサービスで個人の陰徳ポイントの福分無視で助けるとか、福分の前借り(金融)でモラトリアム期間をくれるで助けるという可能性です。
悪魔が死後の魂を元に願いを叶えるのと同じです。
どうも悪魔と同じで神仏も、人間と契約するようなのです。
聖書の神ヤハウェもイスラエル人と契約してました(今もしている?)。
日本でもあちこちの神仏体験で、契約というか誓いとかいうか神仏との約束を破ったら酷い目にあったという話はよく聞きます。
稲荷や聖天など、現世利益に良く効き目がある神様ほどそういう傾向があるようです。
このように神仏は融資契約をするのですが、見返りは陰徳です。
陰徳という神仏に助けられる要因(カルマ)があって初めて神仏は起動します。
③でも言ったように、神仏は、良い感情を餌にしているのですが、その良い感情は、陰徳のカルマが根源的な発生源です。
陰徳→助けられるカルマが発生する→良い感情が出る→それを餌として神仏まっしぐら→開運
こういうフローですね。
まあ、金融機関(銀行)と同じようなものだと思えば良いのです。
悪魔だとヤミ金ですね。
以前も神仏銀行論として、下記の記事を書きましたのでご一読下さい。(何だこのタイトル・・・)
毘沙門天流 生活保護申請マニュアル~貴方にも出来る!申請裏技情報(情報商材風)~
さて、長々となぜ神仏は金を要求するのかという話をしてきましたが、一応今回で終了です。
無法者の教化と全然関係ないですね。
まあ、いいか!(適当
0 件のコメント:
コメントを投稿