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はじめに(ご挨拶とこのブログの目次・地図)
なお、皆さんの記事の感想大募集です。
陰徳や積善積徳、改過の話やコツなど、体験談を大募集中です。ご遠慮無く、ご書き込み下さい。
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その事例が、他の閲覧者様の、新しい積善改過の参考となり、
そしてそれが、さらに陰徳になるという、好循環のスパイラルです。
【開運講座:陰隲録・功過格/袁了凡】のシリーズ記事一覧はこちら
功格五十条(善行のプラス50項目)
・善行の結果として、お礼の金や物品を受けた物を除く
十善に相当する行為
◯一有徳人を薦引す
ドSプレイ
なんだか、別カテゴリで論じた方がいいのではと思ってきましたが、まあ、乗りかかった船ですので、続けます。
要するに、現世の因果応報は、なぜかすんなり理論通りに行かない。
せっかく、陰徳を積んで聖人君子になっても、必ずろくでもない障害がある。
ここを考えるに、世界全体で何か目的があるのでは?
という目的論の話に繋がります。
つまり、人間は霊的に成長進化していく義務?があり、陰徳を積んで、人生バラ色ハーレムで不労所得生活という怠惰な、人生にはならないということになります。
これは、前回の聖人君子の人生を見れば、わかります。
彼らは、前世で相当な陰徳を積んできたのにも関わらず、壮絶な苦労をしています。
刑死される(イエス)は、就活に失敗しまくる(孔子)わで、失敗の人生です。
これは、一体どういうことでしょうか?
陰徳を積んで、富も名誉もゲットだぜという法則に、外れています。
これは、何かと言うと、神仏が、わざと我々人類を苦難に落としているわけです。
獅子が我が子を千尋の崖に突き落とすかの如くの仕打ちです。
で、その理由が、修行だとかいうわけのわからない理屈です。
別に、霊的進化とか一ミリもしたくないのに、陰徳を積んでいくとなぜか、この話に入っていきます。
もう、霊性とかどうでもいいから、怠惰なハーレム生活でダラダラ不労所得生活を楽しみたいという、人類普遍の夢を叶えさせてくれないのです。
例えば、観音菩薩と言えば、我々日本人の認識では、困った時に助けてくれるありがたい存在として、つまり、観音様として知られています。
しかし、世間の観音信仰の実例を多く見ると、むしろハートマン軍曹並のスパルタコーチなのです。
どうも、観音様から見ると、このハードスパルタは、愛の鞭という認識らしく、一日も早く、苦難を与えることで、衆生を救える器、つまり観音菩薩そのものになって欲しいという親心(仏心?)らしいのです。
この観音菩薩の話もそうですが、どうも、世界そのものに、人間をわざと苦しませて、進化させる、成長させるという、善意(悪意)の意思があるようで、それが、一般に言う幸福・不幸の観点と別次元のカテゴリになります。
以前も、因果応報には二種類あり、一般の世俗(世間法)の因果応報と、霊的な成長(出世間法)の因果応報の二種類あると言う話を何度かしています。
どうも、この理論は正しいようで、現世的に苦しめば苦しむほど霊性には良いという、バラモン教の苦行が大勝利の可能性すら出てきています。
まあ、だからこそ、釈迦は、苦楽の修行の中道を提示しましたし、何より、一切皆苦という、そのままこの世界のシステムそのものをズバリ指摘しています。
ここからさらに敷衍すると、さらにろくでもない説が出てきます。
霊的レベルアップという、名目のもとに、人類に艱難辛苦を与えることが、神仏の仕事なのだというロジックです。
一般のイメージの、困ってる人を助けるという神仏のイメージと逆方向です。
要するに、相当のドSでないと、神仏は務まらないのです。
人間がどんなに苦しんでも、平然と見て見ぬふりをする情け(鉄の意思)が存在しなければいけません。
ここらへんは、聖書を見れば一目瞭然です。
絶対神ヤハウェはとにかく、平然と人を殺します。
近年も、ユダヤ人国家イスラエルを作るという大義名分のために、世界中の同情と支援を集める作戦に出ました。
ナチスのホロコーストです。
何の罪もないユダヤ人がガス室に送られる中、平然と、見捨てています。
もちろん、世界中の金融を支配しているユダヤ人の民族神で、かつ世界宗教の主神なので、ナチス如きは本来、相手にすらならない神力なのですが、あえて、放置したのです。
全体としての利益を得るために、大の虫を生かして小の虫を殺すという為政者に忠実な判断をするのが神仏です。
これは、国連をつくるために大戦争を放置したり、核戦争を防止するために広島長崎を放置したりしたのと同じです。
とにかく、何か大義があれば、全くためらわないのが、神仏の特徴です。
そして、これは個人レベルでも同じです。
そして、それは、神仏から愛されていればいるほど、さらに情け容赦無く実行されます。
地上の栄光から逆行すればするほど、霊性は高まるという理屈です。
本当にろくでもないですね。
しかし、そうは言っても、我々はこの世界に存在しているので、どうにか対応しなければいけません。
次はそのあたりを見ていきましょう。
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