2018年11月19日月曜日

堪えがたきを堪え、忍び難きを忍ぶ。これが忍道。











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その事例が、他の閲覧者様の、新しい積善改過の参考となり、
そしてそれが、さらに陰徳になるという、好循環のスパイラルです。







怠け者


最近の記事は、「努力」というろくでもない精神主義の利点を説いています。

こういう、前世紀のスポ根のような遺物を説くのは、現代人の豊河としては、実に、バカバカしいのです。

しかし、陰徳などの比べて、優先順位は低いものでありながら、重要な必須事項であるために、仕方なく、いやいや、説明しているのです。

要するに、努力というものが、必須であるということは、この世が苦の世界であるという、証拠です。

苦しみがない世界は、六道の中で、人道より上の天道、つまり俗にいう、天国です。
天界でも天国でも何でもいいのですが、まあ、現世よりは、結構な世界です。

こういう世界に比べて、人道に生まれてしまっている、負け組左遷組が、我々です。

前世で大した功徳を積まなかったために、人道などという負け組になっているのです。

天界から、功徳を積むのを怠けたために、堕天したのか、下から、何とかこうにか上がってきたのかは、わかりませんが、とにかく、人道に生まれている時点で、我々は、陰徳を怠けていたということを、猛省しなければいけません。

ちなみに、我々、日本人が、終戦の玉音放送で昭和天皇が言っていた、
「堪えがたきを堪え、忍び難きを忍び」
の元ネタは、『栄花物語』(巻第26)の、

「仏だに凡夫におはせし時、堪えがたき事を堪え、忍び難き事をよく忍び給てこそ、仏ともなり給、衆生をも渡し給え。」

という一節です。

本来、苦行を否定した釈迦の仏教が、いつの間にか、苦行しなければいけないように、なってますが、陰徳を頑張って積まないと、上の世界に行けないということですね。

世界は地球の上にあるので、重力があります。

何もしないと、下に堕ちるようになっているのです。
陰徳理論(因果応報)でも、何もしないということは、そのまま、功徳を消費していきます。

理由は、安全で衣食住が揃っている環境は、恵まれている環境だからです。
これは、人類の歴史を見れば、一目瞭然です。
動物の世界でも同様でしょう。

人道というイマイチな左遷先ですら、(少なくとも皆さんは)結構、恵まれているのです。

当然、何もしないと、徳分を消費していきます。
(クーラーがあるというだけで、昔の王侯貴族より上の環境なのですよ!)


ということで、今、左遷されている皆さんですが、今生では頑張って陰徳を積んで、命運を改変して開運し、さらに来世は、上に上がれるように、精進しなくてはいけません。

※ちなみに、別に、やらなくてはいけないという理屈はありませんので、あくまで皆さんの自由なのですが・・・。




















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