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【開運講座:陰隲録・功過格/袁了凡】のシリーズ記事一覧はこちら
功格五十条(善行のプラス50項目)
・善行の結果として、お礼の金や物品を受けた物を除く
十善に相当する行為
◯一有徳人を薦引す
南方は食料が豊富なので現地接収
しかし、考えて見ても、そもそも論として、なぜ有徳者を推薦しなければいけないのでしょうか?
よくよく考えてみても、誰が上に居たっていいような気もします。
そんなに、困ることなのでしょうか?
現代社会では、階級が均質化しており、人間の能力差がわかりにくい社会になっています。
昔だったら、識字率レベルの差異があったので、わかりやすかったのですが。
で、不徳者が上に立った場合を具体的に考えてみると、やっぱり結構な問題があるとわかります。
言ってしまえば、上に立つ者は、狩猟社会の行動原理から変わっていません。
共同体において、獲物を追うために、集団を指示しなければいけないのです。
ここにおいて、リーダーの優秀性は重要視されます。
獲物がいない、あらぬ方向に向いて進軍しても、待っているのは、餓死だけです。
戦略の失敗は戦術では挽回出来ません。
軍事用語で、目的地に向かうことを一般方向は○○!と言います。
方向さえあってれば、何とかなるものです。
しかし、不徳のリーダーはこの方向が間違っているため、集団を危機に陥れます。
要するに馬鹿を上に載せると、集団全員が死ぬのです。
先の大戦では、我らが神国ジャパンに牟田口閣下を始め、キラ星の如く、愚昧な英雄が出現しました。
馬鹿が国の舵取りを行うと、集団レミングスの如く、国が滅びるのです。
壁
先程、戦術で戦略は覆せないという事を言いました。
大東亜戦争で言えば、アメリカと戦争するという戦略上の失敗を、神風特攻隊という戦術では覆せなかったということです。
ここに、命運、運命という物の非情さが存在します。
人間は無限の可能性を秘めた存在です。
神の分魂を受け継いでいる地上の支配者です。
しかし、その人間様は、動かせない大きな枠組みに制限されてしまいます。
戦術では戦略を覆せないように、人間は与えられた環境の中でしか動けません。
例えば、地球上に生まれれば、恒星間航行がメジャー化する時代まで、我々は、地球から出られないのです。
男女の性別も、国籍も大抵のことは動かせません。
今の時代はだいぶ緩くなってきましたが、それでも、圧倒的な動かしがたい制限の壁は大きいのです。
才能や根性や容姿や家の富裕など、生まれつきの壁は未だに存在します。
占星術では、この壁を、土星で象徴していました。
人生において、土星の壁は超えることが困難なのです。
※天才は土星を超えることが出来るので天才と呼ばれます。
土星は、昔はトーラー(聖書のモーゼ五書)の象徴でした。
つまり、人間が守るべき律法です。
当然、これは人間の枷となり、壁でした。
近代以前は、大多数の人間は生まれた地域から出ること無く、親の職業を受け継いで変わることのない仕事をしていました。
当然、拘束される土星の壁だらけ、というより壁しか無い人生でした。
のりこえネット
この壁は、当然、現代では相当薄まっています。
まだまだ、超えられない壁があると言っても、昔に比べれば雲泥の差です。
今、皆さんが見ているインターネットもこの壁を壊しているインフラです。
昔なら天才しか超えられなかった土星の壁をインターネットは、簡単に飛び越えていけるのです。
やがては、惑星間の壁や男女や国境の壁さえも、科学は乗り越えていくでしょう。
しかし、そうは言っても、現状にある壁は、乗り越えらないと、それはそれで困ります。
自分を不当に障害している邪魔者なのです。
次回は、どうやったらこの壁に対処出来るか、もっと考察してみましょう。
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