2019年3月12日火曜日

【陰隲録】功過格表186 十善 公共のために良いことをしよう⑦ フィクサー王に俺はなる!











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なお、皆さんの記事の感想大募集です。
陰徳や積善積徳、改過の話やコツなど、体験談を大募集中です。ご遠慮無く、ご書き込み下さい。
記事下のコメント欄や、メッセージやメールで、お気軽にどうぞ。

その事例が、他の閲覧者様の、新しい積善改過の参考となり、
そしてそれが、さらに陰徳になるという、好循環のスパイラルです。






功格五十条(善行のプラス50項目)

・善行の結果として、お礼の金や物品を受けた物を除く


十善に相当する行為

◯一民害を除く。




フィクサー


普段から、陰徳をしろだの人に知られてはいけないだの、易国に潜入したスパイのようなことを言っているブログですが、よくよく考えてみると、人を裏から支配する邪悪な闇の住人(フィクサー)になれと言っているに等しいのです。

駆け上がれ・・・!巨悪に・・・!

そんなこんなで、このブログは、世界を裏から操るフィクサーを目指すブログなのです。





さて、ではどうやって、フィクサー(一民害を除ける人)になるかと言うと、当然、ある程度の資格が必要です。

愛とか友情とか正義とかそういうものが必要なのは言うまでもありません。

バイキンマンとじゃれ合っているだけの、アンパンマンですら、一応、愛と勇気だけは友達なのです。

アンパンマンよりも偉いフィクサーになるとしたら、当然、もっと必要な資格がいります。


智・仁・勇

とりあえず、昔から、人の上に立つ条件としては、
智・仁・勇の三条件が英雄の条件でした。

切れる頭脳に、溢れんばかりのウォームハート、鉄の胆力と言えば、なんとなく意味がつかめるかと思います。

実際にいたら、衆人群を抜くことは間違いありません。





さて、こうした徳目は基本、生まれつきのものです。

じゃあ、何で、生まれついてこういう徳目を身に着けている連中がいるのか?
逆に、こういう徳目が無い人間はなぜいるのか?

と言えば、簡単で、前世の因縁です。

早い話が、前世でこういう連中は、徳を積んできたのです。

愚者を笑わず教育を施し、弱者を助け、悪と戦って来たのです。
※悪と戦うことが罪悪のカルマになる可能性もあるので別の善業かも知れませんが。



異世界転生

基本、生きている間の運命改善を目的にしているこのブログですが、実際のところ、一番の因果の応報の更新があるのは、やはり死後の来世です。

単純に、天国or地獄に行くというルートでもわかるとおり、ハッキリしたルート選択は、死後です。

当然、他の六道に行く場合も同じで、同じ人道に転生する際も、前世の因果が物を言います。

こういう徳目に溢れた連中は、前世で功徳を積んでおり、今風に言えば、トラックに引かれて、転生女神にチート能力を与えられて、異世界で無双するような連中ということです。






生まれによる命運が一番強いのです。

例えば、皆さんは、世界第三位の日本という超経済大国に生まれていますが、緯度経度が少しずれて北朝鮮にでも生まれたら、今頃、将軍様のためにマスゲームをやらされています。

そういうことなのです。

人間をいくら極めても、空を飛べないし手からビームは出ません(頑張ればもしかして出来るかも知れませんが)。
しかし、転生して天道に生まれて天人(神)にでも生まれれば、空を飛ぶのも手からビームを出すのも簡単です(たぶん)。



同じものが集まる原理


しかし、そうは言っても、生まれ変わるまで待つのは、タルいので、この世でとっとと開運してしまいましょう。

単純な不幸から幸運になる程度の開運でも、数年単位はかかりますが、逆に言えば、10年20年もやれば、もう人生の大枠ルートの命運すら変えられます。

もちろん、徹底的に業が深い人は、命運を変えるのは無理ですが、そういう人は、初めから、陰徳を積んで運命を変えようというこのブログには辿り着きません。

本当はそういう人こそ、一番、陰徳が重要なのですが、世の中そういうもので、資本主義のように持つものはさらに与えられ、持たざるものは持っているものでも、取り上げられます。

本当に必要なところには、必要なものは行かないという皮肉な事実が、この世にはよくあります。

金も力も女も上に一極集中するのです。

そして、だからこそ、上に上がったものを再分配する必要性と天命がここにあるのです。

資本主義は放っておけば、どんどん資本家に金が集まる仕組みなのと一緒です。

しかし、例えば、血液が全部頭に登って行って降りてこなかったら、健康を害して、その個体そのものが死滅してしまうのと一緒です。


いつも耳にタコが出来るほどリピートしている話をまた再掲します。
※今後もしつこく再掲します。

中国の古典に、菜根譚という人生訓の書がありますが、その中に、天の賊という箇所があります。

天、一人を賢にして、以て衆人の愚を誨んとす。
而るに世は反りて長ずる所を逞しくして、以て人の短を形わす。
天、一人を富ましめて、以て衆人の因を済わん。
而して世は反りて有する所を挟みて、以て人の貧を凌る。
真に天の戮民なるかな。 

意味は、
世の中には星の数ほどの人がいますが、その中から天は、一人を選び、賢人や富者にした。
その理由は、衆人の愚を救い、貧を救うためにその力を与えた。
しかし、いざ賢や富を与えると、その使命を忘れ、衆人を侮り搾取する存在に成り果てた。
これこそが天の賊というものである。

というものです。

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