2018年10月25日木曜日

善悪の判断。慈悲と智慧の両輪。











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その事例が、他の閲覧者様の、新しい積善改過の参考となり、
そしてそれが、さらに陰徳になるという、好循環のスパイラルです。










経済政策


このブログでは、因果応報の数値化で開運という外道な方法を勧めていますが、そもそも、何が善で何が悪かは、難しいのです。

個人レベルでもそうだし、マクロレベルでもそうです。

例えば、日本の左派(リベラル)は、経済的なマクロ政策に疎く、再分配は主張するものの、どうやって経済のパイを大きくするか?どうやって、他国と経済競争をして勝つか?企業はどう利益を伸ばすか?

など、日本国としての、経済政策は極めて脆弱です。

ここは、左派内部ですら批判が上がっていて、もっとマクロ経済政策に重点を置くようにという主張も上がってきています。

しかし、現実には、この失われた「30年」で、左派の経済政策は、全く要領を得ないものばかりです。

消費税増税などの財政緊縮政策や、もう経済成長はしないから脱成長を、精神的な豊かさを、などの緊縮政策ばかりです。

そして、これが、失われた30年の中で、与党としても野党としても、景気回復に繋がらずに、本来、新自由主義の与党のアベノミクスで、金融緩和のお株を奪われるまでに至っています。

本来ならば、このような社会主義的政策はリベラルの左派の仕事のはずですが、日本の左派は再分配を唱える割には、金融緩和を始めとする、緊縮財政派ばかりです。

要するに、野党が長すぎて、本気で経済含めて日本の舵取りを、どうでもいいと思っているのか、何か売国的な思惑があるかのどちらかですが、野党が経済政策に関して、無能ということは、日本国民にとって与党を監視出来る対抗軸が無いという点で、不幸な結果になっています。

どうも、リベラルが経済政策を唱えない理由は、自分たちは関係ないというか、すでに功成り名遂げているため、悠々自適のノマドライフをしたいという、引退老人のような思想からのようです。

経済成長は良くないことであり、田舎で陶芸でもしながら優雅に過ごすことが理想のようなのです。

これでは、彼らのような金持ち世代とは違う、若い貧困の世代の支持を得られるはずはありません。


慈悲と智慧


で、別に、経済政策やリベラルのことはどうでも良くて、何が言いたいかというと、善悪の基準は、個人レベルでもマクロレベルでも、難しいということです。

例に上げた愚策のリベラルでも、彼らは、別に悪いことをしていると思っていません。
大マジに、経済成長は悪で、日本人は悠々自適のノマドライフをするのが、善であると信じているのです。
ただ、彼らの目には、彼らのような豊かな世代以外は見えないだけの話なのです。

善か悪かは、本人の知性に大きく左右されます。
入ってくる情報によって左右されると言ってもいいでしょう。

仏教では智慧と慈悲というフレーズが多様されますが、まあ、この智慧というのは、仏教的な叡智のことですが、もう一つの解釈として、実際に、慈悲のように善悪をするには、IQと情報という智慧がいるのです。

ですので、単純に、善悪だけ考えていると、思わぬ失敗をしてしまいます。

例えば、被害者だと思っていた人間が加害者で、加害者だと思っていた人間が被害者かも知れません。
間違っていた情報で、彼らに関わっていたら、善業や悪業がひっくり返った結果になってしまいます。

ですので、日々の陰徳に励むのは、十分に尊い行為なのですが、智慧の方も充実させる必要があります。

常にあらゆる情報を入手し、あらゆることを勉強する必要があります。

善をなし悪をなさないためにも、勉強が必要なのです。

これは、マクロになればなるほど、重要です。

例えば、国の為政者になった時に、智慧が足らずに、悪人に権力を与え、悪人をブレーンやスタッフにして、悪人が望む政策をやったら、その被害は計り知れません。

せっかく、徳を、今生、前世で積んで為政者になったのに、元の木阿弥です。

山高ければ谷深し。

陰徳で開運すればするほど、その危険性は増すのです。











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