2017年7月18日火曜日

【開運講座:陰隲録・功過格/袁了凡】全文現代語訳 記事まとめ一覧 功過格編 三十善

このページは、陰騭録の功過格の章の三十善の条項の、
記事まとめです。
功過格の章は、記事量が多いので分割しています



陰隲録の全体のまとめは、下記にあります。



このブログの全体地図はこちら
はじめに(ご挨拶とこのブログの目次・地図)






功格十条(善行のプラス50項目)
・善行の結果として、お礼の金や物品を受けた物を除く


三十善に相当する行為
◯一人の受戒弟子を度す。
◯一人の非為人を勧化し行いを改めしむ。
◯一人の冤を白にす。
◯一地を施し主なきの葬に与う。


以下、該当記事です。




◯一人の受戒弟子を度す。

【陰隲録】功過格表63 報われない奴隷という才能がある人はどうすればよいのだろうか? 三十善 出家神職帰依させよう①


【陰隲録】功過格表64 学生に格差や非正規雇用問題を教え、学習意欲を高める効率的な教育方法 三十善 出家神職帰依させよう②


【陰隲録】功過格表65 この道数十年のプロであるプロレタリア階級のプロ市民 三十善 出家神職帰依させよう③


【陰隲録】功過格表66 ネバーエンディング権力闘争 三十善 出家神職帰依させよう④


【陰隲録】功過格表67 世界最強宗教の座をかけた不毛な争い 三十善 出家神職帰依させよう⑤


【陰隲録】功過格表68 太陽に特攻するイカロスとか、さすが古代哲学を作ったギリシャ人はレベルが違うなあ 三十善 出家神職帰依させよう⑥


【陰隲録】功過格表69 お前の犠牲の分まで俺は幸せになる義務がある。それが俺のジャスティス 三十善 出家神職帰依させよう⑦


【陰隲録】功過格表70 神仏まっしぐら 三十善 出家神職帰依させよう⑧


【陰隲録】功過格表71 新世界の神もルールを作るのは神だって言ってたし 三十善 出家神職帰依させよう⑨


【陰隲録】功過格表72 クリリンや天津飯が聖者の条件を兼ね備えている件 三十善 出家神職帰依させよう⑩


【陰隲録】功過格表73 和菓子の恩 三十善 出家神職帰依させよう⑪


【陰隲録】功過格表74 人類総スパイダーマン化 三十善 出家神職帰依させよう⑫


【陰隲録】功過格表75 残酷な天使なんかじゃない 三十善 出家神職帰依させよう⑬


【陰隲録】功過格表76 何の因果かマッポの手先 三十善 出家神職帰依させよう⑭




◯一人の非為人を勧化し行いを改めしむ。


【陰隲録】功過格表77 金八先生の憂鬱 三十善 無法者を教化しよう①


【陰隲録】功過格表78 初期雄山に言われてもなあ・・・ 三十善 無法者を教化しよう②


【陰隲録】功過格表79 道場するなら金よこせ 三十善 無法者を教化しよう③


【陰隲録】功過格表80 往生するなら金よこせ 三十善 無法者を教化しよう④


【陰隲録】功過格表81 この感情を作ったのは誰だあ! 三十善 無法者を教化しよう⑤


【陰隲録】功過格表82 神「私はお前たち人類を愛している。信じなかったら地獄行きだけどな!」三十善 無法者を教化しよう⑥
※無法者を教化しよう⑥が重複しているのは、単なる連載時のナンバリングのミスです。

【陰隲録】功過格表83 君子危うきに近寄らずというビビリの冷酷君子 三十善 無法者を教化しよう⑥

【陰隲録】功過格表84 不良「腐ったリンゴから上位職の(反面)教師にジョブチェンジ!」 三十善 無法者を教化しよう⑦


【陰隲録】功過格表85 一生、仮想世界の中で暮らすニート人生という楽園 三十善 無法者を教化しよう⑧


【陰隲録】功過格表86 とんかつの肉が5ミリは作者のカリーも否定している件 三十善 無法者を教化しよう⑨


【陰隲録】功過格表87 灰燼と化せ 冥界の賢者 七つの鍵を持て 開け地獄の門! 三十善 無法者を教化しよう⑩

【陰隲録】功過格表88 神ならぬ身にて天人の意思に辿り着くもの 三十善 無法者を教化しよう⑪

【陰隲録】功過格表89 ネバーエンディング・時間軸 三十善 無法者を教化しよう⑪


【陰隲録】功過格表90 朝起きたら女の子になってたという偽造戸籍問題 三十善 無法者を教化しよう⑫


【陰隲録】功過格表91 ぶっちゃけ場所代の割合の方が高いと思います。三十善 無法者を教化しよう⑬


【陰隲録】功過格表92 人でなしブルース 三十善 無法者を教化しよう⑭


【陰隲録】功過格表93 陰陽師の上位ジョブ陰徳師 三十善 無法者を教化しよう⑮


【陰隲録】功過格表94 無法者の名を受けてすべてを捨ててたたかう男 三十善 無法者を教化しよう⑯


【陰隲録】功過格表95 孤児院を出てもヤクザか娼婦になるしか無い現実。しかも地上げヤクザになるというループ構造。三十善 無法者を教化しよう⑰


【陰隲録】功過格表96 平和のためには戦争をするという自己矛盾 三十善 無法者を教化しよう⑱


【陰隲録】功過格表97 道化者たちのサーカス 三十善 無法者を教化しよう⑲


【陰隲録】功過格表98 下から上に逆流するとろくなことがない。火山の噴火や吐き気やトイレなど 三十善 無法者を教化しよう⑳





◯一人の冤を白にす。

【陰隲録】功過格表99 神なんてないさ 神なんてうそさ ねぼけたひとが みまちがえたのさ 三十善 冤罪を救おう①


【陰隲録】功過格表100 一寸先は闇法師 三十善 冤罪を救おう②


【陰隲録】功過格表101 なお、地球人類を自分以外みんな殺すというルートもあり 三十善 冤罪を救おう③


【陰隲録】功過格表102 此岸から彼岸へと 三十善 冤罪を救おう④


【陰隲録】功過格表103 よろしくてよ、とか、ですわ、 とか喋るお嬢様は実在するのか? 三十善 冤罪を救おう⑤


【陰隲録】功過格表104 中途挫折の因縁 三十善 冤罪を救おう⑥



【陰隲録】功過格表105 ヒャッハーすることを強いられているんだ 三十善 冤罪を救おう⑦


【陰隲録】功過格表106 生きるべきか死ぬべきかそれが問題だ 三十善 冤罪を救おう⑧


【陰隲録】功過格表107 情と義理を秤にかける 所詮この世は浮世の地獄 三十善 冤罪を救おう⑨


【陰隲録】功過格表108 世界は一つだけの花 三十善 冤罪を救おう⑩


【陰隲録】功過格表109 データベースは判断しない 三十善 冤罪を救おう⑪



【陰隲録】功過格表110 闇に隠れ住むもの 三十善 冤罪を救おう⑫


【陰隲録】功過格表111 闇堕ちヒロインは、なぜレイプ目はともかく、みんなボンテージエロ服を着るのか? 三十善 冤罪を救おう⑬


【陰隲録】功過格表112 霊界にITはあるのか? 三十善 冤罪を救おう⑭


【陰隲録】功過格表113 アイドルマスターベーション 三十善 冤罪を救おう⑮


【陰隲録】功過格表114 油土人に国に石油が出るのはアッラーのご利益 三十善 冤罪を救おう⑯


【陰隲録】功過格表115 渡る世間は仏ばかり 三十善 冤罪を救おう⑰


【陰隲録】功過格表116 人生ゲームにリセットボタンは無いという現実 三十善 冤罪を救おう⑱


【陰隲録】功過格表117 野生の力を取り戻せ!(インポになった時) 三十善 冤罪を救おう⑲


【陰隲録】功過格表118 竜宮城の鯛や平目の舞い踊りはそもそも人間が見て楽しいのだろうか?  三十善 冤罪を救おう⑳


【陰隲録】功過格表119 人の心に悪がある限り必ず第二、第三の私が・・・ぐふっ! 三十善 冤罪を救おう㉑


【陰隲録】功過格表120 自然からのメッセージ「滅びよ人間ども」 三十善 冤罪を救おう㉒


【陰隲録】功過格表121 けだものだものフレンズ  三十善 冤罪を救おう㉓

【陰隲録】功過格表122 底知れぬ闇の底からの声なき声が聞こえる(幻聴) 三十善 冤罪を救おう㉔



◯一地を施し主なきの葬に与う。

【陰隲録】功過格表123 そもそも法律的に死体を勝手に埋めていいのか? 三十善 墓地を提供しよう①




陰徳と結果の矛盾②










このブログの全体地図はこちら
はじめに(ご挨拶とこのブログの目次・地図)



なお、皆さんの記事の感想大募集です。
陰徳や積善積徳、改過の話やコツなど、体験談を大募集中です。ご遠慮無く、ご書き込み下さい。
記事下のコメント欄や、メッセージやメールで、お気軽にどうぞ。

その事例が、他の閲覧者様の、新しい積善改過の参考となり、
そしてそれが、さらに陰徳になるという、好循環のスパイラルです。

【開運講座:陰隲録・功過格/袁了凡】のシリーズ記事一覧はこちら



僕は悪くない






陰徳で、特に寄付先において、善意などの過程を重視するのか、結果を重視するのかの話の続きです。

まあ、前回の通り、豊河の考えは、現代人と同じく、ざっと結果重視な考えです。

しかし、この広い世界では、一応、違う考え方もあります。

動機が良ければOK(逆に動機が悪ければ、陰徳の効果なし)という考えも存在するのです。


もしかしたら、豊河の考えがおかしいだけで、こっちの方が正しいのかも知れませんので、紹介しておきます。



「寄付先が、どう寄付金を使うのかは、向こうの責任であってこちらには非はない」


こんな感じです。

そもそも、例え寄付先がダメダメでも、こちらはそんなことは、認識していません。

こちらは、百パーセント善意です。
(陰徳として見返りを求めるのは、純粋な善意と言っていいのかどうかはともかく)


善意で、寄付したり陰徳したりしたのですから、その時点ですでに、善行が発生しています。

それを受け取った時点で、責任は向こうにあります。
その後の、寄付の資金をどう使うのかは、こちらの知ったことではありません。

もちろん、こちらが、それを認識していれば別ですが、寄付時点で知らなければ、善行の無効にはなりません。
たとえ、後から実相を知ったとしても同様です。

少なくともその時は、善意で行ったのですから問題は無いのです。


ちなみに、功果格のマイナスポイントの、悪業一覧の場合は、故意(わざと)ではなく過失(うっかり)だった場合、
つまり、自分の認識がわざとやったのでなければ、悪業として計算しない仕様になっています。



民法では、パクられた手形が、一度振り出されてしまうと、
購入者の「善意の第三者」には抗弁出来ません。
パクられたことを知らない、「善意(法律用語では事情を知らなかったという意味)の第三者」には、その手形が無効だというのは通らないのです。

※逆を言えば、騙されたからと言って、悪事に寄付金が使われた場合、善意の第三者の被害者から見たら、寄付した罪はあるという論理も成り立つのですが・・・。





暗示



と、まあ、このような考え方も、世の中には、あります。


そもそも、陰徳にしたって、純粋な善意でやらないと効果は無い。
見返りを求める陰徳(開運を求める陰隲録のやり方)はダメという人は、以外に、結構います。

動機主義者は、世界に多いのです。
特に、宗教は、心の純真さを重視します。
いくら大金を寄付しようが、心が伴っていなければダメという論者は多いのです。

貧者の一灯という、考えもこれと同じです。
金持ちが、一億円寄付しようが、貧者のなけなしの千円には陰徳は及ばないという考えです。




たしかに、善意で行った行為には、善意のエネルギーや自己暗示が発生するため、
結果に関係なく、効果が発生するというのは、あながち間違いではありません。
結果が悪でも、個人の認識内においては悪業をやっていないという動機重視の考えです。


実は、陰徳を構成する因果応報の原理は、自己暗示に過ぎないのではないか?
という意見は、豊河も可能性の一つとして、保留している結構、有力な考えです。

つまり、ぶっちゃけて言えば、陰徳の開運効果は、プラシーボということです。

プラシーボ効果の効力は相当なもので、足なえを立たせ、盲人の目を開かせます。
火事場の馬鹿力はオリンピック選手の記録を塗り替えてしまいます。
およそ、常識では起こり得ないことが、プラシーボによって、容易に引き起こせてしまうのです。

プラシーボ効果は、個人の、開運など容易に実現させてしまいます。
あらゆる自己啓発や宗教の奥義は、ここにあると言っても過言ではありません。
陰徳によるプラシーボが、なぜ大きな効果が発揮できるのかと言うと、
因果応報の観念は、まっとうに日本人の教育を受けてきた人ならば、
常識以前として、潜在意識にデフォルトで搭載されているためです。

民度の高い、我々、日本人は、信賞必罰の観念、道徳的な観念があまりにも強力なため、自己暗示のプラシーボ効果を発動させやすいのです。


つまり、実質的に陰徳を積んだかどうかに関係なく、
本人がいいことをしたと認識していれば、
自己暗示効果が、発動するのです。


自己暗示と言うと、たいしたことがないと思われますが、さきほどのプラシーボ効果のことです。

一般のイメージに反して、暗示や催眠で人は殺せます。
洗脳と言えば、わかりやすいかも知れません。
これに関しては、オウムの事件で、我々はこの力を目の当たりにしたばかりです。

さきほども言ったとおり、プラシーボ効果は、極めれば、
肉体のリミッターを外して超人的な力を発揮したり、
脳の機能を全開にして天才的な能力を発揮したり、
いにしえの聖人君主の如く、カリスマを発揮したりすることすら可能です。
神との遭遇や、悟りを開くことすら可能です。
※脳内麻薬の力です。
この自己暗示、プラシーボ効果をいかに、発揮するかが古代からの宗教や神秘学の眼目です。



しかし、この自己暗示、いざ自分がやろうとすると上手くいきません。
才能があるか、集中的な環境か、薬物か臨死体験かしないと、自己暗示は、出来ないのです。

有り体にいえば、金と暇と師匠がいないと出来ないのです。


陰徳は、この自己暗示のプラシーボ効果を、他の方法よりも、比較的、発揮しやすいシステムなのです。

だからこそ、万人向きの方法なのです。

その他の宗教的な行法や密教は、人を選びますが、陰徳は人を選びません。




結論



と、上記でこの説(結果ではなく動機重視論)を敷衍したものの、
やはり、結果が悪である場合、詐欺師や犯罪者を実質的に支援してしまったという現実は、どうしても、存在します。


因果応報が、人間の自己暗示の内部だけでなく、外部にも存在する可能性を考慮すると、
正直、動機だけが善でも、やはり実質的な結果が伴わないと、ダメなのではないか?
と、豊河は愚考します。



ただ、ぶっちゃけ、実際の因果応報のシステムがどう働くかは不明です。
外部ではなくて、内部の自己暗示なだけの可能性もあります。

もしかして、豊河が間違っている可能性も大ですので、お好きな意見を採用して下さい。



ただ、一応、保険として、実質的な効果がある方が、リスク回避としては安心です。
動機も結果も、両方が善なら、全く問題ないでしょう。

結果として、豊河案としては、

「動機だけでなく、実質的な効果が出て、初めて陰徳としての条件は成立する」

といたします。
功果格表のポイントとしては、実質的効果が無ければカウントしないと言う事です。
また、功果格の条件通りに、逆に実質的効果が悪になってしまったら、故意(わざと)で無い限りは、ノーカウントともします。


まあ、とは言っても、そもそも陰徳の寄付先が、本当に実質的効果があるかというのは完全には判断は、不可能です。

神でない限りは、有限の人間の身として、完全に、調べようが無いからです。

しかし、これは調査しないということを、是認するのではなく、やはり、可能な限り事前調査することが肝要です。

人事を尽くさないで、天命を待ってはいけません。
※お金があれば、調査機関に依頼してでも、裏づけを取りましょう。



2017年7月17日月曜日

陰徳と結果の矛盾①












このブログの全体地図はこちら
はじめに(ご挨拶とこのブログの目次・地図)



なお、皆さんの記事の感想大募集です。
陰徳や積善積徳、改過の話やコツなど、体験談を大募集中です。ご遠慮無く、ご書き込み下さい。
記事下のコメント欄や、メッセージやメールで、お気軽にどうぞ。

その事例が、他の閲覧者様の、新しい積善改過の参考となり、
そしてそれが、さらに陰徳になるという、好循環のスパイラルです。

【開運講座:陰隲録・功過格/袁了凡】のシリーズ記事一覧はこちら


今日の陰徳の考察は、善意と結果の矛盾についてです。

その名はアグネス仮面




寄付を含めた陰徳において、これまた重要な観点の話です。

陰徳実施時において、善意の動機と実施の効果の差異が生じた時に、陰徳ポイントはどうなるのか?
という点です。

分かりやすく言えば、被災者に寄付しようと慈善団体に寄付しました。

ところが、そのお金が、中間搾取されて、主催者の豪華な生活や、別の政治活動に使われていた場合です。
まあ、具体的に、どことは言いませんが。
来いよ!アグネスぅぅぅぅ!


こちらは、善意で寄付したのに、そのお金が慈善に使われていなかった。
さて、このような場合、この陰徳は無効になってしまうのか?

さらには、逆の場合もそうです。
結果が慈善になっても、過程の認識が、善意でなくてはならないのか?
例えば、見返りを期待して(陰徳で開運とかまさにそれです)の慈善は効果が無いのか?
悪意で為した行為がなぜか慈善の陰徳になったら?



このような問題です。



これについて、考察してみましょう。
とりあえず二点の考えが浮かびます。



結果を出さなきゃゴミ・・・!




現代人的な考えだと、ぱっと見、この問題は、慈善と言う結果が出てないので、陰徳が無効になるのでは?と、まず思います。

また、慈善の過程において、善意があろうがなかろうが、結果が善になるなら、問題ないという考えも、現代人なら普通に考えます。


これは、結果重視の現代人的な考えであり、今の時代では当然です。
成果が無ければ、無駄骨です。
頑張ったから結果が負けても良いというのが許されるのは、学生までです。
進撃の巨人の情報を得るための調査団が、何の成果も得られませんでしたでは、お話になりません。


現実社会は弱肉強食であり、熾烈な生存競争の世界なのです。
プロセスはどうでもよくて、結果が全てなのです。


このような世界で、寄付先が犯罪組織だと知らなかったからでは済まされません。
陰徳無効になるだけならまだしも、悪業仕分けになって、
陰徳がマイナスポイントになってしまう可能性すらあります。



例えば、一般に神社仏閣に寄進するのは、効果が高いと言われています。
しかし、寄進先が新興宗教やオウムだったらどうでしょうか?
例え、寄進者の認識が最終解脱者に寄進している尊い布施と信じていたとして、それは陰徳になるのでしょうか?



 



また、相手が悪人だと信じて、善人を殺してしまった場合、知らなかったから、罪にならないということがあるのでしょうか?


これを考えれば、動機重視の考えは、信頼性が低いことがわかります。
実際の効果を考えなければ、意味がありません。




陰徳すら出来ないこんな世の中じゃ




ぶっちゃけ私も、現代人なので、結果重視の上記のような考えです。
動機重視というのは多少無責任ではないかと思います。
しかし、心の動機の美しさの重要性は、ある程度わかりますので、百パーセントの反対ではありませんが・・・。



基本、陰徳の一つの分野としての寄付。
この寄付先の信用度は、出す方の自己責任の世界になってしまいます。

そもそも論として、寄付先がまともかということすら、運の領域です。

運の良い人は、寄付したり陰徳しても、その対象はまともです。
運の悪い人は、寄付したり陰徳したら、その対象は詐欺師です。


要するに、本当に運が悪い人は、開運のための最後の砦である陰徳ですら、成功しないのです。

たぶん、過去世において、ただの悪事だけではなく、
善意をふみにじる悪事のパターンのマイナスポイントを積んだのでしょう。

豊河のような天が遣わした聖者(自称)を、迫害したのかも知れません。
善意に対する悪事は、ただの悪事よりも罪が重いのです。



このような場合には、単純に陰徳を積むだけでなく、宗教で言う懺悔や神仏にとりなしを願うのが良いのかも知れません。
神仏は善のエネルギー生命体ですので、この手の相談には乗ってくれるでしょう(たぶん)。


それにしても、開運するための陰徳が必要で、その陰徳が成功するためにさらに一手間必要とか、
もう、何がなにやらわかりません。

因果の法則は、大元は、原因と結果の法則とは言え、果てしなく原因を突き詰めていった先に一体何があるのか?

アリストテレスは、その究極の存在を不動の一者と呼び、後にキリスト教神学がパクリました。

その存在は、神か仏か?
鬼か悪魔か?
しかし、それでも最後にその場にいるのは、やはり人間かも知れません。






次回も、この問題を考察していきましょう。






2017年7月16日日曜日

陰徳における収入からの割合の問題











このブログの全体地図はこちら
はじめに(ご挨拶とこのブログの目次・地図)



なお、皆さんの記事の感想大募集です。
陰徳や積善積徳、改過の話やコツなど、体験談を大募集中です。ご遠慮無く、ご書き込み下さい。
記事下のコメント欄や、メッセージやメールで、お気軽にどうぞ。

その事例が、他の閲覧者様の、新しい積善改過の参考となり、
そしてそれが、さらに陰徳になるという、好循環のスパイラルです。

【開運講座:陰隲録・功過格/袁了凡】のシリーズ記事一覧はこちら



サンプル




まるで、豊河の独創のように言っている陰徳ですが、
当たり前の話で、豊河如きが言わなくても、
同じようなことは、世界中のみんながすでに、古今東西変わらず言っています。




しかし、中には、実体験から、別に陰徳なんて役に立たないという意見の方も、当然いらっしゃいます。

陰徳の寄付に関する 貴重なモルモット 重要な情報ですので丁度いいサンプルとして、ご紹介いたします。




勉強すれば人生は変わる


勉強すれば人生は変わる様の、下記の記事で、
陰徳(寄付)をしたが、
さっぱり、開運の効果がなかった!
陰徳(寄付)の効果などない!
という、結果が出ています。


検証!寄付をすると金持ちになるか?

寄付をしても金持ちにならない!!






しかし、よくよく記事を拝見してみると、その効かなかった理由が、すぐにわかります。

以下、該当の検証記事から引用してみましょう。
寄付をしても金持ちにならない!!からの引用です。

バカヤロー!!

結論から言うと、寄付しても全く変化ありません!!!!!!


途中で月4000円の寄付金を5000円に変えたりしましたが、 全く変化ありませんでした。


お金は1年で500万円程度貯まりましたが、それは私の生活費が年150万円程度だからで、 年収875万円ならそのくらい貯まるのが当たり前で、別に寄付したからとか関係ないです。


こんな当たり前のことしか起こらず、 新たに何億円かドバーッっと入ってくると期待してたのに、 ちっとも入ってきませんでした。


「寄付して心が豊かになったでしょう」とか言われても、そんなの体の良いゴマカシで、 「お金を寄付する→お金が何億か入ってくる」という、化学反応的なプロセスが皆無だったので 絶対に許さないといった感じです。


そもそも、『すべてのお金の悩みを永久に解決する方法』とかいうインチキ本 (すでに捨てた)の内容を真に受けて、惰性で寄付していた私が悪いのです。


この1年で4000×3+5000×9=57000円をドブに捨ててしまいました。 こんなんなら、風俗行ったりドンペリでも買って飲んだ方が良かったと思っている今日この頃です。



考察



さて、この検証結果記事に対する、感想ですが・・・。

これは単に、出すお金が些少すぎるからでしょう。
ただ、それだけのことです。

年収875万円で、寄付が、年5万7000円。

割合として、年収の0.65パーセントです。
一パーセント未満です。
※2割の税引き後でも、まだ一パーセント未満です。
大変恐縮ですが、単に収入に対する寄付の割合が足りないだけかと思います。

貧困層の月20万円の収入で計算すると、月1000円くらいです。
やらないよりはマシですが、いくら何でも少なすぎです。


そもそも、検証の前提として、記事前半で、こう書いていらっしゃいます、


なのでコンビニでレジの横にある募金箱に お釣りを全額ドバ~と入れたりしていたのですが、 『すべてのお金の悩みを永久に解決する方法』 という本を読んで、本格的に寄付しちゃおうという気分になったのでした。

この本についての詳細はまた別の記事で書きますが、 概要は以下の通り。


・「執着」を「好み」に変化させればお金はジャンジャン入ってくる

・お金に対する執着を変化させるにはお金を与えるのが一番
・与える額は税引き後手取り収入の1~5%でOK
・与える相手は個人だろうが団体だろうが誰でもOK
・動機は不純でもOK



要するに、
「税引き後手取り収入の1~5%でOK」
と前提条件にあります。
単純に最低限の一パーセントに足りていません。


開運効果を期待するならば、ある程度のパーセンテージは必要なのです。


私は、命運レベルの開運には、やはり最低でも10パーセント、一割は必要だと思っています。

しかも、この10パーセント。
あくまでも、初期時のスタートの割合の数値です。

月の収入が20万円以下の貧困層ですと、もっと下の数値でも良いですが、それでも5パーセントは必要だと思います。
月20万円だとしたら1万円くらいは必要です。
少なくとも、2.5パーセントの5000くらいは欲しいところです。


段々と、累進課税方式的に、収入(可処分所得)の増加に従って、
パーセンテージはより増やしていく必要があります。


累進課税



一般に、貧乏人は、必要最低限の生活費の支出が、収入とトントンのため、
自由に使えるお金(可処分所得)が少ないのです。

この可処分所得は、様々な娯楽や、投資、自己学習、ひいては、マイホームや結婚や子育てや老後の資金などの「健康的で文化的な生活」の資金源となります。

この可処分所得の少なさが、現代の日本の少子化に関係しています。
その原因が、グローバル化による新自由主義の賃金の低下にあることは、ご存知のとおりです。


要するに貧困層であればあるほど、自由に使えるお金が少なく、寄付を含めた陰徳がやりにくいのです。
逆に、金持ちであるほど、自由に使えるお金が多く、寄付を含めた陰徳がやりやすい構図です。

ビルゲイツが兆単位の寄付をしているのは、単に欧米のシステムにおける税金対策のためもありますが、
それだけ、可処分所得が大きいということもあるのです。



ここらへんは、陰隲録本文でも、記載がありました。

【陰隲録】積善? よくよく考えるとアリって働き者かもしれないけど集団略奪犯罪組織で偉くないよな


それ故、財あり勢力ある者は、(陰徳を積んで、その因果の結果として)福を受けることは容易である。
容易なのに、実行しないのは、自暴自棄と言うものである。
逆に、容易な時に、実行するのは、まさに錦上花を添えるような物である。

貧賤なる者は、(陰徳をすることが難しいため)福を作ることが難儀である。
だが、難儀だからと言って、実行しないのはこれは、やはり自暴自棄と言うものである。
しかも、難儀な時にあえて、(陰徳を)実行するのは、百倍の効果があろう。
また、それに加えて努力して善行をなして、かつ陰徳として人に知られぬようにすることはさらに尊いことである。


前回の、有暇具足の話にもリンクしています。
金持ちで余裕があるということは、貴重なモラトリアムなのです。



ユダヤ人は聖書の時代から、収入の一割寄付を実施しています。
あの、強欲なユダヤ人ですら、財産の一割を慈善に回しているのです。
ユダヤ人の金持ちは、もっと寄付に回しています。
これの陰徳が、今の、ユダヤ人による世界の金融支配に繋がっています。



基本的に、金持ちになればなるほど、その地位にいるだけで、急速に陰徳の福分を消耗していきます。
その地位の安全性や贅沢な衣食住が、福分を消費するからです。
※これは現代の豊かな社会に生まれていれば、庶民でも同じです。


ただでさえ、金持ちは、天から暫定的に、大衆を富ます役割を天命で受けて生まれているのです。
「寄付しなくても、仕事で十分大衆のために働いているから問題ない」
などと言っていると、福分が尽きて失脚してしまいます。



陰隲録で功過格表の条項で、いつも但し書きがついていますが、


・善行の結果として、お礼の金や物品を受けた物を除く

なのです。

力を持っている人間が、仕事で善政を行うのは当たり前です。
陰徳とは見返りが出ない徳です。
対価を貰う仕事以外での、人に見えないプライベート(陰)での陰徳の累計が最終的に勝負を決めるのです。


ということで、陰徳としての寄付は最低、一割10パーセントを推奨します。

ただし、貧困層ほど可処分所得が少ないので、
貧困からの脱出は、これより下限でも許容されます。
収入20万円で2万円は、普通にきついでしょうし。
5%の一万でもまだキツイでしょう。
1%の5000円でもキツイと思います。

しかし、それでいいのです。

開運してから、どんどんパーセンテージをあげていけばいいだけなのです。
貧者の一灯の喩えのように、貧乏人の1%は、金持ちの一割よりも効果が大きいのです。




貧困層の状態だったら、一パーセント未満でも十分開運出来ます。
逆に、金持ちになっても一パーセント程度だったら効果もスズメの涙程度です。


陰徳の世界は累進課税方式だと、認識しておきましょう。

陰徳→調子が良くなり楽になり収入が増える→割合を上げるというループです。





2017年7月15日土曜日

【陰徳と潜在意識】宗教から見る自己啓発②





このブログの全体地図はこちら
はじめに(ご挨拶とこのブログの目次・地図)



なお、皆さんの記事の感想大募集です。
陰徳や積善積徳、改過の話やコツなど、体験談を大募集中です。ご遠慮無く、ご書き込み下さい。
記事下のコメント欄や、メッセージやメールで、お気軽にどうぞ。

その事例が、他の閲覧者様の、新しい積善改過の参考となり、
そしてそれが、さらに陰徳になるという、好循環のスパイラルです。

【開運講座:陰隲録・功過格/袁了凡】のシリーズ記事一覧はこちら








幸福の青い鳥



さて、本当に一番良い自己啓発は、前回も指摘したとおり陰徳です。

とは言っても、どうしても陰徳などという、
裏道裏技の邪道は使いたくない!
努力と自己啓発の正道を歩む!

という、高潔な勇者のための、次善の策は、
自分が運が良いということを、「理屈」で自分の認識を納得させ、無意識に教えてしまうことです。

※陰徳でも、この理屈から攻める話が、陰隲録の本文にありました。
【陰隲録】改過⑮ 南無阿弥陀仏と唱えて、一向一揆の伝統から神風特攻隊まで
【陰隲録】改過⑯ ジョーカー・ゲーム 怒りのババ抜きゲーム


しかし、理屈なんて、潜在意識とは真逆の世界ではないか?
理屈では潜在意識は動かないのではないか?

と言う、もっともな意見もあります。
と言うより前回、そう言いました。
が、実は、そんなことはありません。


陰徳には劣りますが、正攻法的に、虚しい超人的な努力や、ぶつぶつ念仏的な人海戦術自己暗示をかけるよりも、実はよっぽど効果的なのです。


その理由は、簡単です。
「信念は実現」するという時の、信念は、読んで字の如く、信じている念です。
つまり、信用性の問題なのです。

当然、その信念があまりに不合理だと、自己暗示でも、まずそもそもの、表面意識が信じることが出来ないからです。


これは、自己啓発を実施している人たちに、じゃあ不老不死になれるか?と、聞いてみればわかります。

信じる者は救われるという信条の自己啓発者たちは、不老不死を達成することが出来ません。
不老不死というのが、理屈から離れすぎて、信じることが出来ないからです。

※心の底から信じても不老不死は無理だと思いますが、もしかしたら可能かもしれませんので、皆さんは諦めずにトライして下さい。


つまり、表面意識で理屈が通るということが、
深層意識を変えるのが目的の自己啓発において、いかに重要なのかが、わかります。

無敵の自己啓発様も、理屈の前にはあえなく屈服するのです。


自己啓発「理屈なんかに負けない・・・!(キリッ)
↓
自己啓発「理屈には勝てなかったよ・・・

という同人誌的テンプレです。


そんなわけで、「自分が運が良い」という信念を理屈で補強するために、情報を、各古典・宗教から探してみましょう。




豊河が、探してみたところ、大体二パターンあります。
宗教的に、「俺ら運良くね?」という理屈が、意外と見つかりました。

※実は、宗教は基本、現世否定なので、こんなところ(現世)にいるのは良くない、運が悪いと否定するのが、大半のロジックなのですが・・・







僕らはみんな生きている




①存在することが奇跡系論。



神の奇跡は、海が割れることでも、死者が蘇ることでもない・・・。
今、ここに存在していることこそ奇跡なのである。
大地に種を撒けば、芽がなる。
太陽の恵みは惜しみなく降り注ぎ、雨は平等に潤す。
宇宙において、この天地自然の当たり前のことこそが奇跡なのだ・・・!


とかなんとかこういうロジックです。


つまり、進化論の論争にもリンクしますが、存在論としての話です。

あらゆる生命のシステムが存在することが、神の奇跡であり、幸運なことであるという理屈です。

地球が太陽系にあって、太陽から近すぎず遠からずの丁度良い位置にあって、
生命が存在できる奇跡的な環境という理屈も良く使われます。


このロジックはキリスト教系が、良く使います。
天地創造の神という設定ですので、このロジックは使いやすいのでしょう。
※神道なども、パクってよく使います。

豊かな地球という大自然に恵まれていることが奇跡であり、運が良いという理屈ですね。






モラトリアム




②有暇具足論


仏教系では、有暇具足(うかぐそく)と言うロジックがあります。

これは、チベット仏教の言葉ですが、要するに、お前ら余裕があるだろ?運がいいんだよ!ということです。

家計で言うところの、可処分所得です。
自由に使えるお金があるのと同じで、人生で自由に使えるゆとりの時間があるということです。


人生で余裕があるということは、どういうことでしょうか?
仏教は基本、輪廻転生を想定するので、それが前提となっている理屈です。
他の六道に比較すれば、人道はまだマシだねと言う、こういっては何ですが、「下には下がいるから大丈夫」論理です。




要するに、

「ろくでもない六道の輪廻転生の中で、人道というラッキーな環境で、運がいいね!」

と言うロジックです。





こう言うと、

そんなことは無い!
俺は人間だけど、ラッキーでも何でもないぞ!


と言う、可哀想な人が、反論しますが、そんなことはありません。
人間界に生まれるだけで、相当な幸運なのです。


この輪廻転生の中で、不幸な環境の道のことを悪趣(特に地獄・餓鬼・畜生は三悪趣)と言いますが、
ぶっちゃけ人間に生まれただけでも、宝くじに相当する凄まじいラッキーなのです。


六道は、お馴染みの、地獄、畜生、餓鬼、修羅、人、天と六つあるわけですが、
天はともかく、他の環境は、生存的に問題外です。


この環境に転生してしまうと、一年中ずーっと、他のことに忙殺されます。

例えば、修羅道だと年がら年中ずーっと殺し合いです。
地獄や餓鬼の環境は言うまでもありませんが、畜生だと、そもそも何かしようという思考すら動きません。



ちなみに、天は天で、恵まれすぎているので、わざわざ向上しようという気が起きないため、
これも環境的によくないと仏教的には認定しています。



要するに、仏教的に修行して悟りを開いて解脱したり、
それ以前でも、陰徳を積んで開運しようとか言う、前向きな行動が、他の六道では出来ないということです。



人間界に生まれてラッキーだね!
すごーい!
君は、人道に生まれて有暇具足のフレンズなんだね!

と言うのがこのロジックです。




ちなみに、人間に生まれても、まださらに、ラッキーのレベルがあります。
ぶっちゃけ、今、この駄ブログを読んでいる皆さんは、人間の中でも超ラッキーなのです。



どういうことかと言うと、文字通り、人間世界でも下には下がいるからです。
基本、六道は、およそ人間界の中にもあります(天台宗の考えなど)、
ずーっと戦争していたり、ずーっと奴隷で家畜のように働いていたりとか、教育すら受けられないとか、
悪趣と大して変わらない環境も、この人間社会には普通に、あります。
さらに、仏教的には、この偉大な教え(仏教)に出会わないとか、そういう要素も追加されます。




逆に、運がいいという意味では、上記をひっくり返した人間界の好環境に生まれたことです。
要するに、21世紀の日本に存在しているということだけでも、人間社会の中では、人生、大成功なのです。


この、日本ですら、生まれてきた時間軸が一世紀ずれていたら、
皆さんは今頃、徴用されて兵士になっていてアジアで餓死していたかも知れませんし、
国内でも、米帝の爆撃で、火あぶりになっていたかも知れません。


世界では、水も満足に飲めない人口が、億単位で存在しています。
今、この時代でです。

その中で、皆さんは、争いも、飢えも、文盲も無い、豊かな国と、日本至上屈指の良い時代に生まれて、
かつ、豊河のありがたい法話(自称)という高度な天上界の情報(自称)を受けられる縁があるという、
とてつもなく運が良い人生なのです。

しかも、さらに巨視的に見れば、
人類史の百万年単位の中で、人類はずーっと洞窟の中で暮らしていました。
地球の歴史の億年単位の中で、瞬きするような瞬間が今の時代です。

今のような、平民が、文明的な教育を受けられる時代にあり、
かつ、戦争も飢えも貧困も無い国に生まれているのです。
これがどれだけの凄まじい幸運か?

さらに、五体満足で飢えも強度の争いも無い状態で、
インターネットを使える環境で、開運のための陰徳の情報に出会う縁があり、
それを理解出来る教養があり、かつ陰徳を積むことの出来る余裕があるのです。
皆さんの運のよさは群を抜いています。



六道はともかく、現世を見るだけでも、無量の人間より下の下等な知能の生物が星の数ほどいて、皆さんはそれに生まれることから外れています。

生まれてくる座標軸がちょっとずれて、近所の犬に転生していたらどうするのでしょうか?

さらに言えば、人間が受精する時に、卵子に精子が到達するまでのレースの時点ですでに、宝くじよりも遥かに高確率なのです。



結論から言うと、皆さんの今の状況は、圧倒的に運が良い状態なのです。
皆さんの幸運は、六道の天文学的な、運の悪い生き物の上に立っている、奇跡なのです。



しかも、今の運が良い状態は、タイムリミット(時間制限)制です。

運命は誰にもわかりません。
万が一、明日にでもコロッと死んでしまう可能性だってあるのです。
病気でも事故でも犯罪でも天変地異でも戦争でも、いくらでも可能性はあります。


その後に、また人間に生まれる可能性は確定ではありません。
悪趣に堕ちる可能性もありますし、逆に天界の天人に転生する可能性もあります。

人間の人口がどのくらい、人間に転生出来るのか?は結構、意見が別れているので不明です。
大多数が可能という意見もあれば、大半は下に落ちるという意見もあります。


しかも、仮に人間に生まれ変われるとしても、人間の中でも今のような運の良い環境に生まれるとは限らないのです。


さらに、死ぬタイミングもそうです。
死ぬときに、準備が出来ていて、すでに陰徳を積みまくっており、
「よーし!いつでも来いや!」
と死ぬ準備が出来ているとは限らないのです。

陰徳を中途半端に積んだまま、悪業を貯めまくった状態で死んでしまったら最悪です。
死後の閻魔の裁きの間で、
「多少、善行をしたがまだまだ足りんな。総合でマイナスだから地獄行きな」
となったら、どうするのでしょうか?



要するに、今生きているということは、物凄く運が良い状態なのです。


と、言うのが仏教の有暇具足論です。


みなさんは生まれついての、モラトリアムなのです。
生まれついての、究極のゆとり世代なのです。





修羅の門



①と②の世界宗教のロジックで、自分は運が良いという認識を理屈で持つことが出来ます(たぶん)。

というより、ここまでグダグダ書いていますが、
豊河的には、ぶっちゃけ潜在意識への自己暗示とかはどうでも良いのです。


陰徳は実行が全てです。
陰徳的には、自己啓発などはどうでもよいのです。

今の環境が恵まれていて、かつ時限性があるから、
チャンスを逃さないように、陰徳をやりましょう、
ということが、皆様に伝われば、それで良いのです。

過去記事で、何度か言いましたが、自己啓発は、密教と同じで、表面意識のフィルターを外すという危険な技術です。
それは、表面意識の倫理や道徳の枠を外す、といことと同義語です。

世界中の密議が乱交であるのと同じように、密教も同様なのです。
後期密教は特にそうです。
師匠が居なければ絶対にやってはいけないのです。

自己啓発は、倫理道徳を伴わない潜在意識の開発ですが、陰徳は、倫理道徳を伴う、潜在意識の開発です。

安楽の法門はここにあるのです。
ノーリスク・ハイリターンなのです。

自己啓発は圧倒的な普及度であり、陰徳はほとんど知られず、普及度は、全然ありません。

狭き門から入るのです。
滅びに通じる門は広く、その道も広々として、そこから入る者が多いのです。
しかし、命に通じる門はなんと狭く、その道も細いことでしょうか。
それを見いだす者は少ないのです。






2017年7月14日金曜日

【陰徳と潜在意識】宗教から見る自己啓発①







このブログの全体地図はこちら
はじめに(ご挨拶とこのブログの目次・地図)



なお、皆さんの記事の感想大募集です。
陰徳や積善積徳、改過の話やコツなど、体験談を大募集中です。ご遠慮無く、ご書き込み下さい。
記事下のコメント欄や、メッセージやメールで、お気軽にどうぞ。

その事例が、他の閲覧者様の、新しい積善改過の参考となり、
そしてそれが、さらに陰徳になるという、好循環のスパイラルです。

【開運講座:陰隲録・功過格/袁了凡】のシリーズ記事一覧はこちら









今日は、自己啓発と陰徳との関係を考察してみましょう。
開運にはこの問題がよくからみます。

というより、潜在意識開発で開運は可能なのか?
命運は自己啓発で更新出来るのか?
という問題です。




コケの一念、岩をも通す





皆さんは、自己啓発に良く頻出する、

「本人が強く思ってることが実現する」

という話をご存知でしょうか?



人間には潜在意識があって、強く願うことは実現するのです。
人間には無限の可能性があるのです。
富も貧困も病気も健康も、本人が思っていることが実現するのです。

自分が運がいいと思っていれば、本当に運がよくなるのです。
逆に、運が悪いと思っていれば、本当に運が悪くなるのです。
口癖のように、ぶつぶつと自分は運がいいと言っていると本当に運が良くなってくるのです。



大嘘です。




騙されてはいけません。


世界は、人間のちっぽけな意識など、一ミリたりとも関係なく動いています。
信じていれば、夢が叶うなんてことを信じて良いのは、小学生低学年までです。
今時、十代の少年少女ですら現実を知っています。

ましてや、大人になったら現実を直視しなければいけません。


米帝相手に、神風が吹いて日本は勝つだの、
尊師は最終解脱者だの、
韓国は世界に愛される国ニダの、
本人が一生懸命本気で信じても、現実とは一ミリたりとも関係ありません。




大衆は、いつの時代も、自分が苦労せずに、金持ちになることを望んでいます。
汗水垂らさず、願うだけで、楽勝に大金を手に入れたいのです。


そして、そんな大衆の下等な欲望に媚を売るビジネスは、いつの世も存在します。
それが成功哲学だの自己啓発だの言う、ビジネスです。

念仏を唱えるだけで成仏できると言う、お手軽修行で、
本来、修行と寄進が救いに必要な仏教道の市場で、愚民に大ブレイクしたように、
いつの世も大衆受けする、ビジネスのテンプレは共通しています。


ゴールドラッシュの時代で、一番大もうけをした人間は、金を発掘した一攫千金の山師ではありません。
その連中に、ツルハシやジーンズを売った商人です。
これを、ツルハシ商法と言います。
要するに、そういうことなのです。


自己啓発で、成功する秘訣は、
自分に自己啓発することではありません。
自己啓発を、愚民に、本で客を収集し、囲い込んだ客に、高額セミナーを販売して、さらにネズミ講の手口でさらに宣伝することで、大儲けした人間なのです。




もちろん、自己啓発をやって成功する人間もいます。
が、その割合は、所詮、通常の成功する人口の割合と同じです。
その成功の後ろには、莫大な自己啓発で成功できなかった人間の躯が転がっているのです。

宝くじを買って大富豪になった人間が、
成功の秘訣を問われれば、当然、宝くじと答えますが、
それが当たるのは、ただの運です。


要するに、自己啓発をやろうがやるまいが、成功する人間は初めから決まっています。
それが、運という領域です。


そしてその決められた運は、生まれた瞬間に決まってしまっているものです。
並大抵のことでは変わりません。
どんな努力でも変わらないのです。

生まれた瞬間の、頭上の天球の配置は、人間の努力では変わりません。
いくら努力しようが、太陽は西から昇らないのと一緒です。






鉄の勇気を受け継いで




しかし、この一見、万古不易な運命も、カラクリを知ってしまえば、簡単に攻略出来るものです。

難攻不落の天下の名城も、竹中半兵衛がやったように、設計者しか知らない裏道を通れば、光の速度で落城します。

どんな重いドアも鍵を持っていれば、簡単に開くのと一緒です。

まともにやったのではクリアできない人生ゲームも、ファミコンと同じで裏技を使えば、楽勝なのです。


そのカラクリは、実は、皆さんはすでに知っています。
言うまでもなく陰徳という名の裏道です。

この如何ともしがたい運命のシステムは、単純明快な善悪のシンプルな因果応報によって構成されています。

何でこんなシステムなのかは、全く不明ですが、ルールさえ分かってしまえば、どうということはありません。

要するに、百の努力よりも、一の陰徳の方が何億倍も、効果的なのです。
努力など全くの不要です。

この世界システムを作った者が何者かはわかりません。
しかし、この因果応報システムを見る限り、主催者の意図はハッキリしています。
善に褒美をやり、悪に罰を下すという意図です。
そこには、努力という推薦事項はありません。




家から1000キロメートル離れたAという地点に行く必要があったとします。

行く手段の選択で、手元に一万円があったとします。
その一万円で、自転車を買うことが出来るし、新幹線の乗車券を買うことも出来ます。

前者が努力で、後者が陰徳です。

どちらを選んでも本人の自由ですが、前者はもしかして途中で力尽きるかも知れません。


運命を構成しているシステム(因果応報)を知ってしまえば、
もはや運命などは、スライム程度の雑魚に過ぎません。



まあ、世の中には、努力が大好きなマゾ奴隷属性の方々もおられます。
運命というRPGに、努力と自己啓発を装備し、伝説の勇者の如く、立ち向かい、勝利する方々もいらっしゃるでしょう。



豊河は、その(縛りプレイの)努力に敬意を表します。


そのあくなき気高い精神に・・・!
その鉄の勇気に・・・!


まだまだ、大当たりの可能性は残されている・・・!
どうぞ、存分に夢を追い続けてください・・・!
我々は・・・その姿を心から応援するものです・・・!



     



継



さて、陰徳にまさる自己啓発は存在しませんが、しかし、この世ではそんなことを言うのは、極めて、少数派です。

鉄の勇気の勇者の方々を応援するために、
豊河が、古今東西の古典・宗教から、
ぜひ、お役に立てるような、意思で運命を変える自己啓発の情報を探して用意しました。



一般に、自己啓発の基本は、自己認識のフレームを変えることです。
自己のレッテルや暗示でも何でもいいのですが、自分の思い込みを変えて、
その結果、現実を変えてしまうのです。


例えば、運ということなら、自分は運がいいという思い込みを持つことで実際に運がよくなるのです。
毎日、ぶつぶつと念仏よろしく、私は運がいいと唱えることで、実際に運が良くなってくるのです。

厳密には、自分が運がいいという思い込みによって、直接環境が変わるのではなくて、自分の意識の変更により、身体の言動が変わり、結果として運が良くなるというものです。

実は、これは仏の行動、言葉、意識を真似する身口意の三密を実施する、真言密教と同じロジックです。
つまり、自己啓発は真言密教と同じなのです。
自己啓発は現代の偉大な密教なのです。
※豊河は、光の速さで前言を翻しますが、これが諸行無常というものです。

まあ、実際には、潜在意識は強固なので、こんなことぐらいでは変わらないのですが、やらないよりはましです。


ちなみに、一番良い自己暗示は、
陰徳を積んで、潜在意識に、
「自分はこんな良いことをしたのだから応報があるはずだ。運が良いという資格がある」
という、情報を「無意識的に」叩き込んでしまうことです。


人間は、行動が一番、潜在意識に情報を叩き込めるのです。
自己啓発の言葉を、一億遍唱えるよりは、一の陰徳の方が役に立つのです。

理由は無意識は、表面意識の言うことなんて聞かないからです。
だから、無意識と言うのです。
表面意識がいくら念力を込めて自己啓発しようと、絶対に聞かないのです。

皮肉なことに、表面意識が頑張れば頑張るほど、潜在意識は無視するのです。
理由は、潜在意識は、文字通り潜在している意識であるり、無意識だからです。

陰徳の有用性は、こういう潜在意識の操作法でも、発揮されるのです。

そして、もっと言えば、自己啓発が成功するかどうかも、陰徳次第なのです。
陰徳があれば、自己啓発の自己肯定感など、勝手になりますし、自己啓発なんか存在すら知らなくても勝手に成功してしまうのです。

逆に陰徳が無いと、自己啓発もあらゆる修行も中途挫折してしまいます。
自己啓発は、密教や禅などの後継修行です。
ビジネスチックになっていますが、仕組みは対して変わりません。
そして、自己啓発も修行も、成否は、陰徳が元になっているのです。

まあ、ともかく、次回は、古典・宗教の、自己認識のフレームを変える方法を色々探してみることにしましょう。

2017年7月13日木曜日

【陰徳社会論】日本人はなぜ寄付しないのか?③





このブログの全体地図はこちら
はじめに(ご挨拶とこのブログの目次・地図)



なお、皆さんの記事の感想大募集です。
陰徳や積善積徳、改過の話やコツなど、体験談を大募集中です。ご遠慮無く、ご書き込み下さい。
記事下のコメント欄や、メッセージやメールで、お気軽にどうぞ。

その事例が、他の閲覧者様の、新しい積善改過の参考となり、
そしてそれが、さらに陰徳になるという、好循環のスパイラルです。

【開運講座:陰隲録・功過格/袁了凡】のシリーズ記事一覧はこちら










前回の、陰徳を広めても我々の利権に影響は無い。
という理屈付けの続きです。
(いや、別に理屈付けする必要なんて無いのですが・・・)




反論
 



とりあえず、反論としては(今適当に)下記の3つを考えました。


①別に、豊河如きが陰徳を宣伝しても、大勢に影響があるはずは無い。

②もしあっても、先駆者、普及者としての功徳があるため、その分の陰徳ポイントで十分である。

③個々人の運命は、所属する範囲のより大きな集合体に影響される。
個人の陰徳が減っても、より大きな所属セグメントの環境が良くなれば、個人にとってもプラマイゼロである。


こんなところですかね。
それぞれ見て行きましょう。



①別に、豊河如きが陰徳を宣伝しても、大勢に影響があるはずは無い。


まず①ですが、

そもそも、日本国の命運がまだあるならば、
別に豊河が発信源でなくても、陰徳が日本全国、津々浦々まで広まって、その結果の応報で、子々孫々まで、日本国は繁栄するでしょう。

積善の家には必ず余慶ありと易経にはありますが、積善の国には必ず余慶ありと言ったところでしょうか。


しかし、現状を見る限りでは、どうも怪しい。
普通に、日本国に陰徳が広まることは無いでしょう。


※いや別に怪しいと言っても、大した根拠があるわけではないので、
もしかしたら陰徳が大ブレイクして、
日本中で陰徳フィーバーが起きる可能性はありますが。






②もし陰徳が広がってしまっても、先駆者、普及者としての功徳があるため、その分の陰徳ポイントで十分である。


②は、さっき描書いた陰徳フィーバーの場合のパターンです。

しかしそのパターンでも、すでに、陰徳が広まる前に先んじて陰徳を蓄えていると言う、
スタートダッシュの既得利権が、我々にはあります。

そのうち功過格の陰徳条項として出てきますが、正法を広めるという陰徳がありますので、
倫理道徳向上の功徳が、加算されるのです。

陰徳と言うと、貧困対策のようなリアルな慈善の印象がありますが、
こうした情報レベルの陰徳もあるのです。
IT業界で言えば、ハードとソフトの違いのようなものです。


歴史上、法を発明しなくても、普及させた功績のある人間は、
単に右から左へ運んだだけでも、功徳が大きいのです。

ぶっちゃけ、本人のレベルは大したことなくても、この功徳があれば、
本人の死後も、ネズミ講なみに陰徳が加算されます。


例えば、漢訳経典は、東アジア全域で使われてます。
我々、日本人がお経と一般的に言われているのは全部これです。
般若心経も法華経も漢訳経典です。


仏教はインド人が作った宗教ですので、当然、
これをインドから、輸入してきたり翻訳した人間が昔いたわけです。
(天竺に行く西遊記などはこの物語です)

運んだり、翻訳したコストはそれはそれで大変でしょうが、
実は、かなり陰徳としては効率が良いのです。

理由は、その後の時代の、ネズミ講効果があるからです。
具体的に言えば、仏像と同じで、その経典が長く使われるからです。

三蔵法師で有名な玄奘なども、
たとえ、本人の境地のレベルが低かったとしても
(少なくとも豊河如きよりは高いと思いますが)、
経典をインドから持ち帰り、漢訳した功績があるため、
それが今に至るまで、東アジア数十億人の人間に法の恩恵を与えている功徳をゲットできているのです。

この陰徳が凄すぎて、例え、玄奘本人が極悪人だろうが何だろうが、
(まあ善人だと思いますが)
死後、ただ極楽浄土でぼーっとしているだけで、
ガンガン功徳が加算されて、無理やりにでも、
強制成仏されてしまうのです(たぶん)。

寝て暮らすだけで、陰徳通帳にお金が勝手に振り込まれていく!
という怪しい情報商材のようなことが、リアルに起きているのです。


要するに、上記の理屈を考えると、我々が陰徳を普及させることによる功徳で、ネズミ講効果があるので、それだけで、十分開運可能なのです。






③個々人の運命は、所属する範囲のより大きな集合体に影響される。
個人の陰徳が減っても、より大きな所属セグメントの環境が良くなれば、個人にとってもプラマイゼロである。



③は、これは個人と環境の問題です。

占術の世界ではよく言われることですが、個人の運命は集団の運命に準じます。
例えば、同じ生年月日時の命運でも、生まれた国や場所や時代によって、全然違う運命になってしまうのです。

昔だったら生きていけないような命運の人間でも、今の時代は、なんとかなってしまいます。
例えば、生活保護や延命技術などです。
赤子や老人がバタバタ死んでいるのを、現代の文明は生き延びさせてしまいます。

生まれた国や家が違うだけでも相当違います。
本人の命運以外の環境要素は、結構大きいのです。


要するに、我々が21世紀の日本に住んでいる以上、我々の運命は、日本の運命に準じています。
※もっと大きな視点だと21世紀の人類の命運に準じています。

日本に陰徳が広まって、日本の命運が良くなり、
政治、経済、外交や天変地異などの運命が改善されることによって、
我々の運命もまた良化されるのです。

逆に、日本国の命運が悪くなることによって、我々個人の運命もまきぞえを食らって悪化します。
全体の運命は、個人の運命をたやすく巻き添えにしてしまうのです。
※一例を挙げれば、日本全土に核ミサイルが降り注ぐかどうかで、個人の運命は相当違うでしょう。


要するに、国家を含めた、我々の生存環境が良化することは、我々の開運になるのです。






上記の①~③の通り、世間に陰徳による開運が広まっても、我々の不利益にはなりません。

我々は、安心して、陰徳を広めることが出来ます。
心配は無用なのです。
※そもそも誰も心配していないと思いますが。