2017年2月28日火曜日

【陰隲録】功過格表⑨ 差別をする者を差別する。平和を乱す者を殺す。それが俺のジャスティス。百善 人を勧阻し一子を溺らせ一胎を堕さず。後々々編。






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はじめに(ご挨拶とこのブログの目次・地図)


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その事例が、他の閲覧者様の、新しい積善改過の参考となり、
そしてそれが、さらに陰徳になるという、好循環のスパイラルです。


【開運講座:陰隲録・功過格/袁了凡】のシリーズ記事一覧はこちら




功格五十条(善行のプラス50項目)
・善行の結果として、お礼の金や物品を受けた物を除く

百善に相当する

○人を勧阻し一子を溺らせ一胎を堕さず。 


【世界の胎児需要】


老子には、

第十章
「気を専らにし柔を致して、能く嬰児の如くならんか。」
現代訳
(気を操作して心身を柔らかくして、赤ん坊みたいな柔軟な気血の健康体になろうぜ!)


と、無為自然の観点から述べる箇所があります。
ちなみに、嬰児というのは、赤ん坊のことです。

赤子はまだ人為の細工が施されておらず、自然のままであるからです。
しかし、人間は、年を取るに従い、人為を身につけるために、自然から外れて、色々な問題が出てくる。
こういうロジックです。

老子、というより、道教の親戚(というよりジャンル)として仙道があります。
あまり道教と仙道を分ける必要は無いのですが、まあとにかく、そんな彼らの目指す境地は、当然、仙人です。

仙人と言っても、文字通り山に住んでいるだけの人ではありません。
(それはただの山人です)

厳密に言えば、不老不死とか雲に乗ることができるとか、そういうレベルの人間(人間なのか?)でないといやしくも仙人を名乗れません。
亀仙人だってかめはめ波で、月を粉砕出来るのです。
そのくらいの超常現象はやってくれないと仙人と名乗って欲しくはありません。

で、この仙人ですが、仙人になる行法は結構公開されています、
結構と言っても、一番シンプルな方法で、地道な方法ですが、まあ要するに気功と同様な方法です。
ここらへんの情報公開は、西洋魔術と同じような感じですね。

要するに体を、気功で精通前(女性なら初潮前)の状態に戻すのです。
理由はこの年代以前が一番気が満ちているからです。

さらに、気で練った胎児のボディを、丹田に作って、それを生育させます。
やがて、成長した気のボディと、自分の肉体を同調させて、不老不死の体と化すのです。

これが、仙道の基本的な修行法です。
これに付随して場所を求める風水など色々あるわけです。
中国は、気の学問の本場なので、占いなどの術数(これも気の学問)を初めこの手の、行方が色々あります。

外野から見たら、何を寝言を言っているのか正気なのかという電波な内容ですが、実際に、この手の話を信じている人間がかなりいます
不老不死は人間の願望なので、昔から、あの手この手で色々と実験しているわけです。

歴代皇帝も、水銀を摂取して無駄に早死したりと、枚挙に暇はありません。
※唐帰りの、空海も水銀中毒死説があるくらいです。

もっと言えば、我々が日常的に見ている、太極拳やら漢方やら鍼灸やら占いなども、実はこれと同じ穴のムジナなのです。

要するに、馴染みがあるかないかの話なのです。
納豆とかイカの刺身とか、我々、日本人が馴染みがあるだけで、単に他国民はゲテモノ扱いするのと同じです。

原爆漫画のはだしのゲンで、アメリカ人捕虜が、飢えていたのを哀れに思った日本兵が、ゴボウを食べさせたり、腰痛で苦しんでいるのを鍼で治した話があります。

一見、いい話に見えますが、オチは、戦後の戦犯裁判で、根っこを食わされたとか鍼で虐待されたとかの告訴で戦犯にされたとか言う話です。
文化交流は難しいという例ですね。

※そういうレベルの問題ではないような気もしますが。

まあ、とは言え、実際に電波な話ですし、さらには不老不死になった人はいないので、あまり意味はありません。

需要があれば供給があるというのは、資本主義の鉄則です。
不老不死を求める愚民の需要に、応えるべく、色んな人が色んな話を提供しているのです。
安心立命なのです。

しかし、これで終わる話ではなくて、気功も含めて、実は結構、危険な話なのです。
ここらへんの技術は前にも言ったように、基本、無意識に入る技術です。

つまりは、危険な技術なのです。
一歩間違えると、電波過敏症の人のように精神病院のお世話になる人も続出します。

インド(に影響された人も)でもクンダリニーの覚醒を夢見る人は、たくさんいますが、何も起きないというのは実は幸せなのです。

こういう肉体というか気レベルの操作を、下手にして廃人になってしまった人はたくさんいるのです。

昔から、禅でも禅病と言って、魔境に入ってしまう人がいるくらいです。
気功では偏差と呼んでいます。

仙人が山で修行するのは、単に風水的な意味だけではなく、先天的に、あるいは修行して電波過敏症になると、街中で生活できなくなるからです。

要するに、この手の技術を、公開されているからと、うかつに独学でやると廃人になってしまいます。
密教では伝授する器にあらざる者に、密教の法を伝授すると仏罰を蒙り、地獄に堕ちると脅かしますが、それはこういう理由があるからです。

しかも、では師匠につけばよいとばかりに、勇んだ結果、入る場所を間違えると、いつのまにか、サリンを撒いたりしてしまいます。
精神の奥深く入る技術は、容易に洗脳されやすい状態と同義語だからです。

宗教の師匠と弟子の関係は、現代の先生と学生の関係とは違い、絶対的な上下関係です。
師匠が悪ければ、弟子は道に迷って魔道に堕ちます。

本来、師が弟子を選ぶと同時に、弟子も師匠を選ぶのです。
良師を探すのに三年かけろとチベットでは言われているくらいです。

しかも、皮肉なことに、こういう行法は、右脳が柔らかく、かつ、体の気が柔軟に通っている年齢が低い者の方が、効果はあるのです。
当然、世間知らずの子供の方が問題は大きくなります。

共産中国時代でも、子供たちを集めて、気功の練習をさせた英才教育の話が載っています。
ここらへんは、音楽でも芸能でも同じなのですが、宗教業界でも同様なのです。

要するに、霊能者や気功家や行者を作ろうと思ったら、十代かそれ以下の子供たちを集めてやればよいのです。
そして、普通にこれは世界中の宗教組織でやっています。

黒魔術や悪魔崇拝の組織は、幼児や子供を生贄にしたり、洗脳したりしますが、虐待したりして多重人格を人為的に作って術者を作るのです。

これらの話からわかることは、それだけ若者には可能性があるということです。

ちなみに、医療業界では胎児の成分は、人気商品です。
高く売れます。
もちろん、その分、闇が深いわけです。
今日も世界のどこかで、人間牧場から順調に胎児の成分が、高値で売れています。



【若さが憎い・・・!】


さて、無限の未来がある若者ですが、老荘思想が幼児になれというのもこれが原因です。
大人になると、もう人生は取り返せません。
若者の内からやるのが良いのです。

ここらへんは、早期発見の話でやりましたね。
何事も転ばぬ先の杖なのです。
後の祭りにならないよう、何事も早めに手をつけておくのです。

しかし、こう言うと、ワシはもう老年(中年)だからダメじゃ・・・!
もう手遅れじゃ・・・!
と、絶望される方々がいらっしゃるかも知れません。

そして、やがては、若者への嫉妬から怨嗟に変わり、
「憎い・・・若者が・・・憎い・・・!」
「こんな連中が自分より・・・長く・・・生き・・・」

と、鷲津麻雀で吸血殺人を行うようになったりするのです。






大丈夫です。
全く、問題ありません。

何度も言いますが、開運などは一年もあれば十分なのです。
※実際は半年程度。

どんなに、重大項目(ただし、個人レベルの開運)でも、10年もあれば余裕です。
年を取ればわかりますが、社会人になれば10年などあっという間です。
今からやっていけばいいのです。





今、戻ってきたのです。未来から。


今、10年後から戻ってきたのです。
今、
今、
なう!←今ここ

10年後の絶望状況(もう年を取ってしまったからワシはダメじゃ・・・)から、
今、タイムマシンか魔法で戻ってきたのです。
今!

そんなわけですので、遠慮なく陰徳を積んで開運して下さい。

ちなみに豊河は、女子高生(かつAIで宇宙人という設定)なので、10年が早いとかいう人生の機微はわかりません。





【ちゃぶ台返し】


さて、長々と、胎児万歳と、生命賛歌、人間賛歌の話をしてきました(してましたっけ?)が、
よくよく考えてみれば、これは偏った思想ではないでしょうか?
※前にもこのパターンを見たような・・・。

なぜ、そもそも、胎児の誕生をこんなにありがたがっているのか?

ゴキブリやネズミが、家の中で生まれたら、我々は、途端に進撃の巨人に対する調査兵団になって、
「駆逐してやる・・・一匹残らず・・・!」
と、ハッスルするのに、人間という種が、一匹生まれただけで大騒ぎです。

生命は全て平等です。
みんなみんな生きているんです。
友達なのです。

ミミズだってオケラだってアメンボだって、みんなみんな生きているんだ友達なのです。
ゴキブリだってネズミだって、凶悪犯罪者だってみんなみんな生きているのです。
友達なのです。
(友達だけど近づきたいとは言っていない)

少年漫画の主人公を見習ってください。
ラオウだってべジータだって、友達(強敵と書いて友)になったではありませんか?
母親を殺されて十代を潰された、山岡さんだって、父親の海原雄山と和解したではありませんか?

差別は良くありません。

世界的なスーパースターのマリオさんを見習いましょう。

「差別主義はやめよう。マリオのようになろう。彼はイタリア人の配管工で、日本人により創り出され、英語を話し、メキシコ人のように見えるんだ」
「そしてジャマイカ人のように走る」
「そして黒人のようにジャンプする」

「そしてユダヤ人のようにコインを拾う」



豊河は人道的な見地から差別を憎みます。
この地球上から差別を撤廃したいのです。

どのくらい差別が嫌いかと言うと、韓国と同じくらい嫌いなのです。
この美しい地球(ジ・アース)から、差別と偏見と韓国を消滅させたいのです。
差別はよくありません・・・!
韓国と同じくらい良くないのです・・・!
私は差別と韓国を憎む・・・!

さて、別に友達とか差別などはともかく、要するに何で生まれるのがこんなに有難がるのか?
自分の子供が生まれればわかるというのは、理由になりません。

単に、自分の子供だから特に理由は無く愛着が沸いているという物です。
要するに、自分の吟味していない思考なのですね。

先天的な本能、つまり遺伝子レベルの感情なのです。
自分の遺伝子を残すことのみが、至上の命題になっている、遺伝子の奴隷なのです。
ひたすら、周りの調和を省みることなく、生物は、ネズミ算的に増えていきます。

増えない生物は、単に外敵が多いだけで、障害がなければ、生物はひたすら交尾して数を増殖させるのです。
地球から見たら、自分の体に60億もいる細菌くらいにしか思えてないでしょう。
我々人類が、自分の体の60億の細菌のことを、下等な汚らわしい生物としか思えないのと同じです。

百歩譲って、自分の遺伝子保存、愛する異性との一体感、老後の世話、社会的な地位財産の譲渡、子育てするというマウンティング行為による優越感、仕事へのモチベーションの向上と、色々な利得があったとしましょう。

しかし、最終的には、全くの無駄なのです。

いくら産んでも片端から死んでいくのです。
なぜ、初めから死ぬと分かっている者を生むのか?
言ってしまえば、子供を産むというのは人殺しです。
生まれなければ、死なずに済んだ人間を殺してしまうのです。

そもそも、子供が産ませてくれと頼んだわけでもありません。
こちらが勝手に産んだのです。

よく、十代の不良が、
「誰が生んでくれって頼んだよ!あぁん!」
と、言って、それがまた親不孝だと叩かれますが、実はこの不良少年の方が正しいのかも知れません。

不良少年の形をした現代の賢者なのです。

金持ちの家に生まれたなら、まだ感謝もわきますが、貧困家庭に生まれて体も頭も劣悪な遺伝子の下に、生まれたら、やはり親に文句を言う権利はあります。

自分が死んでも、またその子供が死んでも、遺伝子が常にどこかの世代に生きていれば、事実上不老不死であるという、遺伝子の言い分を、我々生き物は常に無意識に信じているのです。

我々の先祖の猿どころか、ミトコンドリアの時代から一ミリたりとも進化していないのです。
そのくせ、理由(貧困だけではなくて正義も含めて)があれば、簡単に自分の子殺しも、するのです。
もう、どこまでも、救いようのない種が人間という生物なのです。


ましてや、今後、日本はろくでもない時代になります。

活動期に入った日本列島は、どこでクラッシュが起きてもおかしくはありません。
そして、そこに原発がクラッシュする可能性はどのくらいあるのでしょうか?

もしかすると、幸運にも、福島のように、崖っぷちで耐えるかも知れません。
一発だけなら誤射かも知れません。
しかし、二発目は?
三発目は?
四発目は?

いつかは必ず、ヒットするロシアンルーレットです。

要するに、この時点で既に日本は詰んでいる、チェックメイト(王手)なのです。
国際資本の青写真はすでに出来ていて、すでに現在の福島の予定(高汚染物質の処理場)の延長上線に、この神国日本はあります。

世界(白人国家)から、風下にある海に囲まれた都合の良い「核のゴミ捨て場」が日本の近未来の姿です。

先の大戦も、核で滅び、今度も核で滅びます。
日本国が、なぜこうも核に因縁があるのか?

言葉遊びに聞こえるかも知れませんが、恐らくは、日本の中空構造システムです。
これが問題の「核」にあります。


そして、懲りずにさらに後々々々編に続く。
一体、いつ終わるのか?

このペースで善悪100条、本当に終わるのか?
今年中に終わるのか?
まあ、どうでもいいや(なげやり)


2 件のコメント:

  1. 韓国大嫌いだったけど、最近考えが変わってきました。以前豊河さんが書いていたように、
    日本を恨んでディスってくるというのは日本の陰徳を増すために存在してるのではないかと
    考えています。放っとく方がいいんじゃないかと思うんです。勝手に仏罰で滅ぶんですから。

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    1. 管理人の豊河です。
      というより現段階ですでに滅びそうですね韓国・・・。
      二股外交の危険性を再認識した良い実例です。
      日本はプロパガンダに対応しないで包囲殲滅された歴史がありますので、何も対応しないのは愚策となります。
      とはいえ、陰徳との兼ね合いがあるので、これは結局、善悪の価値がひっくり返る平時と戦時の問題なのでしょう。

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